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内容説明
インターネットで繰り広げられる壮絶な覇権争い。私たちの未来を決めるこの見えざる争いについて、技術的な仕組みや権力構造を踏まえわかりやすく解説する。知らずには済まないネットの今。
津田大介氏(ジャーナリスト/メディア・アクティビスト)推薦!
「新聞を読んでも決して見えてこない世界の「現実」がそこにある。
今後、本書で示された100以上の論点を踏まえない我流のネット論が
相手にされることはないだろう。」
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
人生ゴルディアス
2
素人からすると、なにか問題があるのなら(そして実際に色々問題があるように思える)インターネットを統治するなら、そりゃあ国じゃないの? ということになるが、それがあまりに素朴に過ぎることを本書は教えてくれる。そもそも、インターネットとは物理的な装置と技術の塊であり、装置や技術は設計・開発の際の価値観によって規定されるため、後から異なる思想に基づいて管理しようとすると、とてつもない問題を引き起こす。らしい。挙句にネットのエコシステムそのものも独自の問題をはらんでいる。そのあたりを丁寧に教えてくれる。良書2016/07/27
まいまい
1
ネットワークに関わる仕事をしていたので、知識の再確認ができた。たしかに、世界中の誰もが当たり前に使っているインターネットは、もとを辿れば誰が取り仕切っているんだろう…と不思議に思って手にとった。文化の違うユーザーが多数混在するインターネットの世界で、国家・企業・インターネット関連組織が共通のルールを設けることは簡単ではなさそうに感じた。2018/07/10
Kuliyama
1
インターネットの中立性やプライバシー、著作権等の問題を取り上げていて、勉強になりました。2016/02/05
MATSU231
0
多様化、複雑化するインターネットの世界。誰がどこがというコントロールもカオス。そもそも基準を作ることがインターネットの精神に反する気もするが。2017/12/13
akanishi
0
マルチステークホルダーモデル、なる用語が出てきた。国家だけでなく、事業者だけでなく、様々な人と機関によりインターネットが統治されていることを改めて知った。2016/03/21