内容説明
医療の発達と生活環境の改善によって、平均寿命が伸び、百歳を超えた「百寿者」も増加しています。人間の寿命はこれからもどんどん伸びていくのでしょうか。「何歳まで生きられるの?」「どうやって?」「いつ頃可能になるの?」――そういった疑問に対し、基礎知識から説き起こし、再生医療、遺伝子操作技術などの最新の研究結果を踏まえて、不老長寿問題の全般にわたり、この分野の第一人者がやさしく解説する決定版。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
ちし
1
不老・長寿について細胞を中心に書かれている。各々の細胞は分裂可能な回数が決まっている。そのため、細胞が死んでいくことにより老化する。遺伝子操作などにより不老不死が実現すると、環境の変化に対応していくために備わってきた進化上の自然の摂理に手を加えることになる。個体としての不死は獲得できるが、その結果、種としての生殖や生存を喪失してしまうことになる。これは、倫理的な問題を含む興味深い論点。現段階での長寿の秘訣は、腹八分目と適度な運動という至って常識的な答えにより締めくくられる。2012/01/20
shin
0
目新しいものはなかった。種のために行動するって……どうなの?2012/07/10
かねかね
0
発行年数が2006年だったからか新しい内容が無かった(T▽T) ちょっとした理系情報のおさらいって感じでした。2012/05/27
tomo
0
☆☆☆☆☆ いまいちだった。読んで新しい知識は得られなかった。なにせ持論調の文章で読みにくい感じ。 2007/08/09




