内容説明
「たくさんの壁に阻まれて、思うように進めない」「未来に希望が持てない」「自分の人生、こんなはずじゃなかったのに…」あなたは人生をあきらめていませんか? 本書は稀代の発明家である中松先生による、困難な時代を生き抜くための人生突破論です。人生を切り開き、大きな夢を実現するためには何をし、どういう考え方を持つべきなのか? 中松先生が正面から問いかけ、ときには鼓舞し、あるいは思わぬ角度から新たな見方やヒントを提示してくれます。余命宣告されながらも、逆境を乗り越えようとしている中松先生の言葉はきっとあなたの背中を強く押してくれるはずです。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
izw
12
なぜ「最終講義」か不思議だったが、2013年末に悪性の癌で余命2年と診断されたので、余命のタイムリミットの中で行う「最終講義」なのだそうだ。前例が2人しかいない導管癌で、2人は亡くなっている。神に与えられた試練と考え、日々治療法を探して研究を重ねているという。そんな緊張感が漂う中で、発明・創造の方法論を、「困難を乗り越えることを楽しみとしよう」から始まり30の言葉としてまとめている。その一つが「失敗を失敗で終わらせない絶対条件は、決してあきらめない「ネバー・ギブアップの精神」」、治療法の「発明」を祈る。2015/11/13