100均フリーダム

著者名：内海慶一

ビー・エヌ・エヌ（2016/06発売）

• ISBN：9784861007026

内容説明

※この商品は固定レイアウトで作成されています。お使いの端末で無料サンプルをお試しいただいたうえでのご購入をお願いいたします。
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。

『ピクトさんの本』の著者が贈る、見れば見るほど味わい深い、すてきな100均クリエイティブの世界。
本書は、著者が100円ショップで買い集めた謎に満ちた品々を、写真とともに解説する本です。常識や美意識に囚われないフリーダムな商品が、洗練という名の鎖によってがんじがらめにされた私たちを解放し、使いすぎた頭を癒してくれます。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[しゅわ]

【図書館】読友さんのところで、この表紙に一目惚れ。タイトルの通り、自由過ぎる！？100円ショップの世界を解説した一冊です。私達の固定概念＆常識を軽やかに凌駕したディープな世界…孤高のコンセプト、清々しいまでの未熟さ、ディティールへの執着の無さ、振り切ったデザイン、ざっくりとした仕上がり…見れば見るほど味わい深い！？その品々と愛にあふれるツッコミ。いやぁ～　腹筋が痛くなるホド笑いました。

2014/09/20

[めろんラブ]

生活用品の在庫が切れている→大ピンチ→あー開いてて良かった的存在の１００円ショップ。まさかそこが凄まじいまでにアグレッシブ且つアバンギャルドな芸術品の宝庫だったとは。電池だスポンジだと日常の些事にゆとりを失った我が目には決して留まることのなかった、けれどずっとそこに居た孤高の作品たち。そこから聞こえるのは「考えるな、感じろ」の声。おそらく、くる日もくる日も待ち人来ずだろう。しかし彼らは待ち続ける。けなげさに涙。次に店を訪れた際には、必ずや彼らの雄姿を拝ませてもらうつもりだ。今のところ、今年一番の眼福本ｗ

2011/02/01

[seacalf]

えっ、本当にこんな中途半端なものが店頭に並んでいるのか？すごいな、ニッポン。懐が深いわ～。どう考えても、やっつけ仕事で作成したとしか思えないへっぽこアイテムに、愛情を注ぐかのように真っ向勝負で文章を書いている作者。これなら小学校低学年の夏休みの自由工作の作品についてもコメントして貰いたいところ。このクオリティで売り物になってるのか、興味本位で100円ショップに行きたくなるな。この熱いパッションをピクトさんの次に今度はどこに向けてくれるのか、気になるところ。

2019/07/07

[あん]

図書館で勢いで借りてしまいました（笑）日常生活で必要な物があると取り敢えず100均に行くのですが、多くの物は入手できます。そう、100均はとっても便利なんです。でも、たま～に意味不明な者も売ってますよね。この本はそんな物を取り揃えた1冊です。しかしながら、私はこの本に掲載されている品物を見たことがありません。筆者さんの100均に対する深い愛が感じられますし、着眼点に脱帽です(爆笑)あ～、面白かった(^^)

2014/09/21

[パフちゃん＠かのん変更]

１００均にはときどき行きますが、この本に網羅されている品物を見たことがありません。やはりこれらのモノを見つけ出すにはかなり洗練された遊び心が必要なのでしょうね。なにこれ？と思うようなものばかりですが、筆者の着眼点と辛口の褒め言葉が素晴らしい。なにこれとしか言いようがなさそうなのに15文字×14行びっしりと100均作家さんへのツッコミと賛美でうめられていて感動的でさえある。この本は面白いけれど、これら商品をどんな人が買うのか？？？

2014/09/14