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内容説明
東芝、フォルクスワーゲン(VW)など、超一流企業の不祥事が続発している。なぜ、企業は過ちを犯すのか。なぜ、会社のトップは不正を知りながら、手を染めるのか。そして、社員はその指示に従うのか。さらには、監視役の銀行までもが不正を見逃すのか。それは、ひとえにトップ、ビジネスマンの「目利き力」が低下しているから。この間の企業をめぐる騒動は、まさに「御社の寿命」が指摘した通りの展開。あらためて「御社の寿命」に注目が集まっている!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ビイーン
24
ハッキリ言って本書を読んでも目利き力は学べない。けれどもエピソード満載で実は結構面白い。2018/05/29
メタボン
24
☆☆☆★ 危ない会社のパターン「将来の話ばかりする社長」「自社宣伝記事がやたらと貼っている社長室」「経理部長が良く変わる」「5つの弱い~数字・パソコン・朝・決断力・人情」「5つのない~計画性・情報・リーダーシップ・危機感・人脈」。在庫に対するイメージを持つことが大事。2017/03/21
清游@草ぶえの丘で森林浴♨︎
23
売上至上主義は百害あって一利なし2020/03/05
fwhd8325
17
「久米書店」 最近では、あまり言わなくなりましたが、やっぱり「企業は人なり」なんだと思うのです。いろいろな会社に接する機会はあり、そのシーンによって、企業は全く違う顔を見せるものだと思います。よく思われたいばかりに不自然な行動をとってしまう会社は、点数の悪かったテストを隠してしまう子供と同じだと思います。第4章の「生き残る企業の条件」それぞれに苦難もありながら乗り越えてきているからこその説得力を感じます。何よりも、この内容をとっても面白く紹介してしまう久米さんの話術の巧みさは凄いと感じさせる一冊です。2015/12/04
羊山羊
16
流石に同じ系統のものを3冊も読むとネタや著者が被る。が、この本はケーススタディよりもそこからどういった法則が見込めるかを書くことに重点を置いた自己啓発本に近い1冊。情報マンが普段どのように情報を得ているかのコラムが面白かった。倒産に至るまでの手続き・過程等もこちらの方がより詳しいので、より帝国データバンクの事を詳しく知りたい人には本著は面白いと思う。2019/03/29