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内容説明
わが子かわいさのあまり無理難題をつきつける「モンスターペアレント」。”いじめなんてない”と逆ギレする「モンスターティーチャー」。自分の気持ちだけを優先する大人たちの増殖が問題となっている。「先生がうちの子を起こして!」「キモイから担任を替えて!」「教師の私にたてつく気か!」……親と学校の壁はますます高くなるばかり。面倒な対話がなくても生きられる現代社会、このバラバラ状態は変わらないのか? 民間出身の公立中学校長として奮闘した著者に、真に子どものためになる子育て・教育改革の道を聞く。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ふろんた2.0
23
うちの子も4月から小学生なので、その心構えとして。タイトルが激しすぎるけど、教師も親もまあいろんな人はいるだろう。クラス替え、席替えをするたびに毎回数件のクレームが保護者から来るというのは、知り合いから聞いたことがあるぞ。2017/03/21
たか
17
納得できる内容満載。非常に勉強になった。居心地がいいから子供が伸びるわけではなく、居心地がよくないからこそ、工夫して乗り越えることで伸びていく。なるほど。2019/09/04
なつ
8
時代が変わった。いいのか悪いのか。順応していけるようにならなければ。2013/07/20
shigoro
8
本書に出てくるケースはテレビなんかで見かけたりするが、校長である藤原さんの説明で、いかに教師と親が、互いに理解し合えてないことが分かる。結局は子供を含めたコミュニケーション不足から起きている。そして前提として教育は学校と家庭の両輪からなることを互いに忘れてはいけない。といっても一昔前のような学校には戻れず、これかも互いの関係性が変化し続けていくのかもしれない。 2011/09/12
コンクリ君
4
面白かったです。読みやすい本でした。やはりコミュニケーション能力って大事ですね。生きにくい世の中を、頑張って生き抜いていきましょう!2014/05/19