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内容説明
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。
アフリカでは15分に1頭、
ゾウが殺されている事実を知っていますか?
広大なサバンナで暮らすアフリカゾウのレマが、密猟によって親ゾウを失いつつも、健気にたくましく生きていく姿を描いた感動のストーリー。アフリカでは、年間何万頭というゾウが象牙需要のために殺され、絶滅の危機が指摘されている。人間と野生動物の共存を願う著者の想いを、自然画家が描く力強い絵にのせる。
※この絵本はタブレットなど大きいディスプレイを備えたカラー端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
絵本専門士 おはなし会 芽ぶっく
15
令和3年度小学校朝読書リスト 高学年 (朝読書で読んだ絵本や紙芝居はそのまま貸し出します) アフリカゾウの子どもレマは、いくつになっても牙が生えてきません。悲しい思いをしながらも自分の役割を果たしているレマ。ある時、自分以外の家族が人間に殺されました。象牙をとるためです。ひとりぼっちになったレマは、自分と同じ牙のないぞうを探す旅に出ます。そこで出会ったナエクと…。アフリカゾウの現状・問題が巻末に書かれています。2021/05/17
ケ・セラ・セラ
7
3年生に読み聞かせ。象牙と聞いて「ハンコ」と即答した子がいました。人間の身勝手な欲望のために殺されたゾウたち。条約で禁止されてもなお密猟や取り引きがある。じっくりと聞いてくれました。2019/02/15
くるた
6
アフリカゾウの密猟について描いた絵本。人間に家族を殺された傷心のレマは、仲間探しの旅に。長い旅のあと、パートナーを見つけて新しい家族をつくるというお話。解説ページで密猟の背景が説明されているのですが、本文中では人間側の描写は無し。その辺も本編に盛り込んでくれた方が良かったような…。絵はすごく綺麗です。自然保護について考えるきっかけになるかと思います。14分。2016/02/20
かお
5
幸せに暮らしていたゾウの家族は、象牙を取るために人間に襲われる。牙の生えなかったゾウが、殺された家族にお別れをする所は絶望的で悲しい。 人間が大金を得るための方法として、密猟がある。それ以外の方法で暮らしていければ…。支援活動をしている人がいると、初めて知った。2025/06/13
Tomo★
5
密猟によって、家族を失ったレマ。とても、可哀想。でも、ナエクに出会って、子供ができて、新しい家族ができて良かった。そして、ゾウの密猟がなくなるように願っています。2015/11/10