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内容説明
ふるさと納税の寄附額で日本一になった平戸市。過疎の町になぜ、14億円もの寄附が集まったのかを、「10の逆転の発想」として紹介。地方創生の一歩を踏み出した平戸モデルは、過疎の町の救世主になれるのか?
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ニッポニア
48
平戸市がいかにしてふるさと納税額日本一になったのか。海産物、牛肉特産品が豊富等条件は良かったものの、着手した時期、方法に革新性があった。現在、参入する自治体も増え、簡単に増やすことは難しいが参考になります。以下メモ。市長と職員の距離の近さ、故提案が通りやすかった。センスと行動力を兼ね備えたスーパー職員がいた。広報の手法をふるさと納税に応用した。商品の物語化で魅力を高める。年4回届ける季節配送セット。メディア戦略。さらに寄付から、行ってみたくなるへのシフトのタイミングが絶妙。2023/06/11
福蔵
8
日本の西の端の小さな自治体の取り組みが連日メディアで紹介されるのを横目で見ながら、悔しさと羨望のまなざしでその仕組みに注目していた。自分とこの現状を冷静に分析して危機感を感じ、手探りで熱く取り組んで成功の仕組みを構築していったのは本当にスゴい。成功にいたるまでは本当に大変だったのだろうが、こういう仕事ができたのはシビれるだろうなと想像した。逆転の発想「10の戦略」をそのままコピーして実践するのは難しいのかもしれないが、自分とこで活かせるものは活かしたい。あ、ちなみに同じ長崎県人です^^2016/02/07
hiyu
7
ふるさと納税という制度から見えてくる地方再生という感じか。もちろん、アイデアや企画力に優れた職員も必要だが、ゴーサインを出したトップの存在も不可欠なのはわかる。よくわからないのだが、一連の結果はプラットホーム戦略的になるのかな?この手の本をみてよく思うのだが、両者の後継者はどう育成していくのだろうか。例えばトップの交代でパイを拡大しすぎてあっという間に激変していくことはあり得ることではあるが。妙なところが気になった。2017/08/14
鈴川愛夏
4
#読了2023/05/26
yyrn
4
返礼品が無かったとはいえH23年度は84万円。それがH26年度ではなんと14億円!と驚くような躍進をみせ日本一になった平戸市のふるさと納税。その秘密は何か?アチコチから尋ねられる疑問に市長自らが平戸の歴史から始まって人口の減少や産業衰退の変遷を紹介しつつ、ふるさと納税の取組みをていねいに解説してくれる本。ゴーストライターっぽいが非常に面白かった。物事は一度回り出すとどんどん勢いがついて加速し大きく膨らんでいく、という典型的な事例か。踏み出す勇気をもらったが、それでも人口は減少しているようだ。ガンバレ!2015/12/01




