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内容説明
ずっと、おそろいの夢を見ていられたらよかったね 学校にうまくなじめない芙由と吸血鬼なのに血を受け付けない体質の田村。すこしずつ世界からはみ出してしまったふたりは小さな部屋で寄り添い合い、日々をこなしていた。そこは窮屈な日常の中で唯一安心できる場所。逃げ込むたび田村は芙由を肯定してくれた。 しかし、そんな時間は突然終わりを告げて… 表題作ほか描き下ろしを含む4編を収録。 きっと心に残り続ける、切なく愛しい物語たち。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
しましまこ
16
イタい系の話でした。2017/12/29
moku*
11
天使のがよかったなあ。続きが気になりました。 表題作はメリーハッピーエンドというか。 彼にとっては幸せな終わり方だったのかな。 私は生ぬるい空間のままでいてほしかったなーともおもったり...。2015/10/31
葉鳥
6
タイトルに惹かれて。雰囲気を楽しんで、その後を想像する作品が揃った短編集。「Goodbye my god」周りと同じものを求めて人間になった天使に対し、少女は窮屈な日常にいた唯一の非日常を失ってしまったということなのかな。『[僕等の破片]』同性が恋愛対象であることを周りから認められず苦しむ兄に好きな人の話をする妹。その妹も同じように同性に恋心を抱いている結末には考えさせられるものがあった。もっと寛容であってもいいのにな。2017/11/02
御崎歩生@漫画依存症
4
本屋で見かけたときに、「どこかで見たことのある絵だなあ…」と思って、手に取りました。一通り読み終えて、「Pixivでフォローしている人だ…!」と気付きました。絵が綺麗で、どの話も切ない。2015/11/26
うさぎや
3
短編集。表題作と天使の話がすき。抜け出すのはとても簡単なはずなのに、囚われている最中はそんなことまったく思い付けないという閉塞感たるや。2015/10/11