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内容説明
クラスのあぶれ者が集まった“微妙班”。数学フェチに、天文マニア、エロ小説を書くオタク女子などなど、ひとクセもふたクセもあるメンバー6名それぞれを主人公に描いた愛と友情の青春攻略本!
●収録作品/数学の鬼/理科の瞬き/保健体育と♂(オトコ)と♀(オンナ)/妄想の国語/プリーズプリーズ英語/社会の窓
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
チョコ大福
35
【ミツキさん♪】学生時代、頭良い子、あまり良くない子、暗い子、元気な子、いろいろな子がいた。苦手な子、嫌いな子、あの頃は排除してしまう自分がいたけど、今から思えば皆愛しいね。そんな風に思わせてくれるマンガでした。皆に会いたいな〜2013/08/05
ヒロ@いつも心に太陽を!
26
最初の数学男の話が一番スキ(´∀`*)西先生の本はやっぱり面白いなぁ。2012/04/29
ヴァンさん@NEWマンガ雑誌の読書会
13
高校3年生、最後の自由な席替えで、余りものからできた班の6人のメンバーが主人公を交替しながら進んでいく、連続短編集。恋愛や友情といった古典的なテーマを、西炯子流に描いた作品。繊細でありながら、エンタメとしても読め、西先生の「高校もの」ではオススメしやすい。久方ぶりに読んでみたら、女の子の性格の書き分けがすごかった。基本、班の中でごちゃごちゃあるわけじゃなく、他の人と関わる話なんだけど、国語の相手の子、英語の相手の子がめちゃくちゃ可愛い。生まれ変わったら地方の高校生になりた〜い!みたいに思うマンガです。2022/12/19
Nao*
8
変人だらけの「微妙班」一人一人にスポットを当てた連作短編集的な作品。確かに皆変わり者だけど、好きなことやって自由に振る舞ってて楽しそう。高校生の皆が皆、恋愛やオシャレや流行に興味がある訳じゃない。浮いてるとかカッコ悪いとか思われても、没頭出来る何かがあったり、一人でも理解者がいてくれる。そういう青春も良いなぁ。余り者の寄せ集めだけど、なんだかんだ関係は続いていきそうな雰囲気が素敵。もちろん幻の6人目も含めてね。2014/04/05
鈴
7
高校のクラスで溢れ者達を集めた班の一人ずつをクローズアップした短編オムニバス。表から見える所は各々個性的な属性を振分けられているけれど、会話をさせて見れば皆、とても普通の高校生だ。人付き合いが上手い事が普通の定義であるならば、彼らは普通ではないが、やや斜に構えて分かった様な事を言いながら、それでも素直な彼等は充分愛おしい子供達だ。この作者特有のストーリーの線の細さが、夏休みの午後4時っぽい感じで、甘酸っぺぇなあ、おい。2017/06/25