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内容説明
家族はみんなで助け合うチームであり、メンバーそれぞれに役割があります。社会の最小単位が家族であり、その中でコミュニケーションをしっかりとること、その会話のけん引役が子どもであること、そのことの大事さを子どもたちに伝え、子ども=「会話隊長」の役割の果たし方についてていねいに説きます。また、最小単位が家族なら、大きな単位は国になります。日本という国に所属する「チームのメンバー」として日本のこと、日本のいいところを知っておく必要があります。本書は私たちが所属するチームである日本のいいところを見直し、子どもたちに日本の素晴らしさを伝えてまいります。家族、国といったチームでの子ども自身の役割は小さくありません。本書でその大事さを子どもに伝えましょう。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ひじり☆
4
子どもだけでなく、これは親にもぜひ読んでほしい。家族は暖炉で会話は薪、たくさん薪をくべて暖まろう!世間の冷たい風から帰って来て、家も冷え切っていたら風邪をひいてしまう…。親は狩りに毎日出かける。誰もお金なんてくれないから!親に口答えなんてしては行けない!そこで我慢できない王様は社会ではすぐ放り出される。2015/08/21
ひじり☆
3
再読。子どもが王様になっている家庭はぜひ読んで欲しい。会話をしないなら出ていけってビシッと言える親はどれくらいいるのかな。2018/04/07
音々
0
家族って大切だなー。2017/06/21
くるみ
0
家族の関係を強化するような題名でとても惹かれて読んでみた。スポーツ選手の辰吉選手や杉山選手の親子の関係の実話のお話がすごく感動してしまって、子供を見守り信じるということが大事だなぁと思った。世間は吹雪がビュービュー吹いた冷たい世界だから、家族で温めあおうというのは大賛成です!あまり考えたことがなかったけれど、切り替えが早かったり、物事を軽く考えていたり、向上心が高く工夫をいつもしていたという日本人の性質はなんとなく腑に落ちた。礼儀の面については自分はあまり礼儀がない感じがするので学んでいかなければと思う。2019/02/02
ただの人間
0
タイトルにはないが、後半は世界の中の日本(人)論が掲載されている。前半の家族論では、家族間のコミュニケーションの意義が主に子の観点から語られていた。後半は、世界との比較で、日本あるいは日本人の特徴をとらえ、強みとして活かしていこうというもの。やや理想論的にすぎる側面もあるとは思うが、自分が家族、社会の中でどのように位置付けられているか考えさせられた。2018/09/02