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内容説明
家族は揺れる、家族は割れる、家族は流される。売れない芸人の父。離婚を決意した母。愛想を尽かした娘。いじめられっ子の息子。バラバラになりかけた家庭を乗せて、その家は海へと漂流していく。石坂啓が現代の家族へ問う、No direction home―――心の旅路。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ぐうぐう
10
石坂啓最新作。現代の日本を舞台に、あえて寓話的設定を用意し、だからこそ社会批評を極めようとする石坂のスタイルは、今作でも健在。なにせ、大地震により、一戸建ての家が海を漂流するという物語なのだから。タイトルからもわかるように、これは現代版浦島太郎である。家以外に何もないという非日常的世界は、ゆえに喪失してしまった日常の大切さをいやがうえにも思い出させる。2015/05/27
にがつ
5
アイムホームと同じようなテーマだとは思うけど、アイムホームよりも救いがないというか。というか、これ走馬灯なんじゃ…とも思った。面白かった。2015/04/26
Yanabod
1
社会風刺漫画の巨匠石坂啓の久々の新作。 アイムホーム以上に現代社会を鋭くえぐり取り、しかもかわいく見えるキャラクターからはそれぞれに現実を突きつけられる。 家族の幸せについて突きつけられる作品であり、これもドラマ化すれば面白いと感じる。2015/04/06
は
0
なんてぞっとする……2015/04/14
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