文春新書<br> 武器の世界地図

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文春新書
武器の世界地図

  • 著者名:21世紀研究会編
  • 価格 ¥815(本体¥741)
  • 文藝春秋(2015/09発売)
  • ポイント 7pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784166610341

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内容説明

武器は人類の歩みとともに進化してきた。
もっとも基本的な武器である棍棒から弓と戦車へ、火薬、鉄、銃、戦艦、潜水艦、戦闘機、そして無人暗殺機ドローンにいたるまで、歴史を変えた軍事技術の歴史をたどる。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

リキヨシオ

25
人間の文明が発展するのと同時に人間が使用する武器も発達してきた。人間が最初に使用したとされる武器「木の棒」から、青銅を使用した「剣」や「槍」、接近武器の時代を変えた「火薬」、そして近い将来存在する可能性が高い「ドローン兵器」…人間と武器の歴史が分かりやすく把握できる1冊。攻める為の武器と守る為の防具による攻防を繰り返して多くの人間を犠牲にしながら武器は進化を続けてきた。特にこの数十年の武器の進化は人間の理解を超えた次元に到達した…じゃあこの先どんな武器というか兵器が出現するのか…正直不安で怖い部分もある。2016/02/08

fseigojp

22
斧が戦器になるとは知らんかった。その発展型の十字軍のハルバードは、バチカンのスイス衛兵が今も所持し勤務。ギリシャの火はロストテクノロジイの典型。火薬は中国で発明された。船の衝角は戦艦三笠が最後。あのミニエー銃は前込め式だった。南北戦争は1865年に終了している。幕末にさぞや小銃のバーゲンがあったに違いない。塹壕戦は第一次大戦から。機関銃も長足の進歩をした。迫撃砲も同様。ドイツは毒ガスを初投入。イギリス海軍は戦車を投入、採用はあのチャーチル。大砲は最初艦載からスタートして、ロケットランチャーまで進化。2015/08/29

fseigojp

18
装甲艦は南北戦争より。なんと人力潜水艦もこの戦争より。日本も太平洋戦争末期には水上飛行機を3機格納する巨大潜水艦をつくりパナマ運河攻撃に出かけていた!飛行機のまえに飛行船時代が1920-30年のあいだあり國際航路もあった。プロペラと同期する仕組みが戦闘機を進化させた。ジェット・ロケットともにナチス・ドイツが傑出していた。産みの親はフォン・ブラウン。いまも、ドローン、ネットワーク、など軍事革命が進行中。2015/09/02

スプリント

12
武器の発明の変遷を辿ると人類の歴史を俯瞰できてしまうのは悲しいことですが真実ですね。1対1の用途から1対多になり、現在は無人対有人に移行しつつあることがわかります。2015/09/13

リョウ

9
人間が争うようになってから、現代に至るまでの武器の歴史。新しい技術が開発されるとそれが武器に応用され、その武器に対抗する装備や戦術が生まれ、また新しい技術の発展によって新しい武器が生まれてくる。最初は武器のための技術でなかったものでも、武器に応用できるとなればどんどん技術が武器に取り込まれていく。そんな貪欲さを感じさせる内容だった。2018/02/04

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