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内容説明
人間行為学の基礎的地平から、市場、通貨、景気などの経済的命題を捉えなおし、社会主義国家、福祉国家による市場干渉の誤りを解明し、自由主義思想の金字塔となったミーゼスの代表作。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
flat
3
オーストリア学派の経済学。中身は非常に濃い。何よりも市場への干渉を嫌い。自由な市場の存在こそが経済の発展を遂げさせるという強い信念を感じる。国や組合、そして社会主義と現在の主流である経済学派は彼に言わせれば干渉主義者となるのだろう。それらを真っ向から否定し、安定から発展は生まれず、市場は不安定なものであるが故に発展を遂げていくというのは正鵠を得ていると思う。多くの事が書かれており、正直、半分も理解できていないと思う。それでもお腹一杯な程に得るものの多い書であったと感じている。何れまた再読したいと思う。2012/11/24