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内容説明
不動産投資は手段です。不動産投資そのものが人生の目的であるという方はまずいないでしょう。不動産投資は、読者の方が、自分の人生の目的を達成するために選べる手段の一つに過ぎません。
目的を果たすうえで、手段自体へのこだわりは無意味です。マンションかアパートか、区分所有か一棟所有かというのは全て手段についての話です。重要なのは、なぜその手段が最適なのかという理由と裏付けです。
これまで不動産投資家は、どの不動産が自分の目的に対してどれだけ良いのかを判断できるだけの材料がありませんでした。そのため、不動産投資家の最適な投資行動は、いかに営業マンと仲良くなって良いネタを引き出すかでした。
こうした状況は、これから間違いなく変わっていきます。Airbnbやリノベーションのような収益化手法のバリエーションもますます増えていくでしょう。これから、投資家自身による情報判断が何より重要な投資行動となっていきます。情報判断はスキルです。スキルは習得できる技術です。本書を読んだ方々が自ら情報を取捨選択し判断できる投資家となる手助けをするのが本書の狙いです。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
トマト・デラックス
3
前頁に通じてデータに基づいて書かれていて、とても信頼のおける内容であった。著者自身も不動産業界から会計監査法人を経て経営者となっている。 DCF法による投資判断を提言しているまっとうな本である。2015/11/28
Akitoshi Maekawa
0
スタイルごとの不動産投資の在り方を明確に言い切っていたのは好感。やっぱり何事も東京で動いていくのね。2022年の底値の不動産、そこまでには資産出来ているかな。2016/10/22
かけだし不動産投資家
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ロジカルに不動産投資や市場を分析・説明している1冊。 多くの人が不十分な分析の中で、勢いに任せて投資を実行していると思われる。一方で分析ばかりに時間をかけて、結局投資に踏み切れない人々も多いのではないだろうか。 著者は分析の結果、自分なりの仮説をたて、それを信じ、投資を実行する決断力を持っていると思われる。 決断力&分析力、投資家にはこの2軸がとても大事であり、どちらが欠けても不完全である。2020/03/03