新装版 北斗の人(上)

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紙書籍版価格 ¥792
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新装版 北斗の人(上)

  • 著者名:司馬遼太郎【著】
  • 価格 ¥792(本体¥720)
  • 講談社(2015/09発売)
  • ポイント 7pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784062753203

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内容説明

私の志は、剣を磨くだけではなく、一流を興すこと。北辰一刀流を興すには他流と優劣を競い打ち負かした上で、他流よりも優れているという世評を確立しなければならない――。江戸末期、最強の剣豪といわれた千葉周作が、若き日の野望を現実のものとするまでの修行、戦い、心理を克明に描く傑作時代長編。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

壮の字

83
『竜馬がゆく』の副読本として手にとった。けっして読む気満々だったわけではない。未読だし、こんな機会でもなかったら読まないだろう、とか思って読み始めたら眼が、指が止まらない。竜馬が大目録皆伝を手にした千葉道場の流祖・千葉周作のおはなし。「一刀流」その皆伝を受けた周作は、流祖・伊藤一刀斎から浅利又七郎にいたるまでの「系譜」そのものを物理的に分析し、解体し、また組みなおす。新たな一流派を創り出そうともがいている。坂東各地の道場つぎつぎ破りつつ下巻へ。流動的な剣の動きを文字にする司馬の筆技が冴えまくる。2016/10/16

kazi

28
この作品、あまり読まれてないみたいですね。司馬遼太郎作品の中でも、結構面白いほうだと思いますよ。剣術から宗教・哲学・神秘主義の要素を取り除き、徹底した合理主義精神によってのちの現代剣道へと受け継がれる、最強の近代剣術・北辰一刀流の開祖となった千葉周作の伝記小説。奥州の片田舎の馬医者の息子・周作が最強の剣客となるまでの一代記です。この小説、すでに江戸末期となり剣術が『処世の術』となった時代を扱っているというところが、宮本武蔵や柳生十兵衛など戦国期の剣豪を扱った『通常』の剣豪小説とは、一味違う面白さです。2020/06/15

ぼちぼちいこか

14
幕末、坂本龍馬も通ったという道場主、千葉周作の話。、奥州の田舎から千葉の松戸に出てきた親子の話から始まり、師の娘の入り婿として安定した生活を捨て、自ら興した北辰一刀流を編み出す。若い周作が強くて爽やかでと書かれたら面白いの一言しかありません。下巻へ。2019/04/07

姉勤

13
坂本龍馬をはじめ幕末の志士の多くが学んだという、北辰一刀流の流祖、千葉周作の物語。上巻は面子と非合理に拘る古流剣術に疑問を持ち、合理と我流を建てるため剣術のメッカ上州への武者修行の旅に出るまで。物語にコクを与える人物が、子の前で母とのマグワイを詳報したり、周作の婿入りの演会で春歌を唱ったりと、度を越した下世話な面を見せたかとおもえば、剣の極意や賢哲のような言も吐く。この周作の親父殿、幸右衛門のキャラクターが、殺伐となりやすいヒトゴロシの修業に、道化の如く現れては隠れる。我に目覚めた周作の物語は下巻から。 2013/11/11

12
★9。北辰一刀流の千葉周作の物語。北辰一刀流と言えば、坂本龍馬のイメージでしたが、千葉周作、なかなかかっこいい。剣の道に生きてます。下巻も楽しみです♪2016/10/12

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