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内容説明
怪死が相次ぐ百花庭園――その庭園に棲んでいる妖精を見た人は死ぬという……。警察官で優秀な狙撃手だったダグは、五年前、怪死と百花庭園との関連を調べる中起きたスージー・ウォンの事件が因で退職、今はタクシードライバーとして暮らしている。ある日、女がダグに百花庭園で行方不明となった夫を探してほしいと依頼してきた。再び百花庭園にまつわる事件を調べはじめた「左ききのダグ」は……。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Bo-he-mian
14
新装版で再読。冒頭に「西暦も2020年余を数えた現在、『妖精』という名称自体、死語に成りつつあった・・・」とあるが、本作が描かれたのは'83年、「ドラクエ」の3年前だ。ファンタジーというジャンルが後の日本でブームになり、フェアリーだのゴブリンだのダンジョンだのにどっぷり浸かって現実逃避する輩が大量発生する時代になるとは、さすがに山田章博氏も予想だにしなかっただろう。「ネオ香港」どころか、返還された挙句に「共産香港」になりつつある事も。そんな「現在」と比べながら読む新しい面白さの発見もある。2021/02/11
はにゃん
0
☆☆☆ひゃーーー!懐かしい!表紙買いして読んでから気が付いたのですが、学生時代に初版を読んでました。探偵もので携帯も出てこないのが時代なのですが、違和感なし。ウン十年前の不思議な感覚、今でもそのままなのがすごいです。2015/03/29
おりひら
0
新装版です。前のを買っていなかった&山田章博さん成分を欲したので購入(笑)2014/11/29