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内容説明
母親の死後、のどかな梅木旅館に引き取られて育った梅子。旅館の一人息子で元(?)天才ピアニスト・蔵之助のピアノを子守歌に育った梅子も、もうすぐ花の大学生。そこになんと音信不通だった、ドイツ人の父親が現れた…!! ナチュラルな感性とシャープなセンスで人気の勝田文。ざわついていた心を優しくフラットにしてくれます。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ビスケ
8
今まで読んだ勝田作品のなかで一番好き。「音楽」へのアプローチが「のだめ」と似ているようで真逆なのだけど、こういう人生もあるんだなと納得してしまった。2010/03/08
呉藍
6
元天才ピアニスト・蔵之介は、お馬鹿で軽やかな魅力。あっけらかんとした中にときどき混じる感傷が、すごく人間臭くて好きです。そしてこの話、不思議とファンタジーを読んだような気分になる。それにしても私のツボをついてくる部分の多いこと。結婚しても蔵之介が梅子を「あのこ」と呼んでること、恩師が蔵之介のショパンを聴いてのセリフ、過ぎていく年月が愛おしくなります。素敵な一冊との出会いに感謝。2012/06/10
こぐま
5
何回読んでも好き。すきすき。日本に生まれてよかった〜と思えるようなお話のような。まったく関係ないけど、読み切りに出てくる体育の先生、ケンコバに似てる、と思いました。2011/02/10
sa-ki
5
雰囲気がたまらなく好き。梅子ちゃんは結婚して何年経っても初々しい。読み切りもよかった。蔵書票が縁のラブストーリーだなんてロマンティック。2009/12/05
更新停止しました。ありがとうございました。
5
子どもの頃から知っている居心地のよい相手と居心地のよい場所(家庭)から離れず一生を過ごせるのて(成長はないけど)基本心穏やかでストレスフリーでうらやましいなあ。なんて以前読んだときと違う感想が自分の中から湧きでてきた。わたしつかれてるなあ(苦笑)。でも時間を置くと感想が変わったりするので再読て基本たのしいです。2009/04/04