内容説明
小学生も終わりに近づいた二月。とある出会いがきっかけで、全国大会出場チームと合同合宿に挑むことになった智花たち。６年生チームと昴だけで訪れたのは四国。さっそく一緒に練習させてもらおうと思ったのだが。 「コーチさんが若いって聞いて、品定めに～」 「手取り足取り、よろしくお願いしますねっ」 相手の娘たちは昴が気に入ったご様子で…… 「トモ、あの二人、気をつけた方が…」 「む、カタい！ いかんぞすばるくん」 「す、昴さんは………すけべですっ！」 「もう不安でヘンになっちゃいそうで」 「おー。おにーちゃんは、あげられぬ」 一気に波乱の予感モードに突入──!? そして迎える練習試合だが、相手チームの二人は相当な実力の持ち主。再試合を申し込む慧心女バスメンバーにたたき付けられたのは、昴が何でも言うことを聞くという条件で。果たして昴を巻き込んだ試合の行方は──!? ローリング・スポコメディ、完結編！
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
中性色
48
ここで得た構想を小説にして賞を取った、さぞかし汚れのない、清らかで煩悩の対極にあるような小説がこちらになります。まぁ、MAGAZINE等でもう短編のストックがないことはわかってたけど。最後のバスケシーンは熱かったけど、今回はバスケよりもうどんの方がメインじゃないかこれ。そして、そこにまさかの追い小学生。ラストはいいとしても、それならその後に短編1本でいいから、残りの4人のデートシーンもあるといいんだがなぁ。ともかく、何はともあれ1巻の発売日から追っていた作品が終わったことは嬉しさとか切なさとかあったり。2015/07/12
まりも
48
ロリスポコメディ正真正銘の最終巻。慧心女バス6年生ズは全国出場チームとの合同合宿に挑む事になる…な話。バスケ、小学生、うどん愛と最終巻なだけあって色々と濃い1冊でしたね。試合シーンは13巻に比べて熱量が不足していた気がしますが、それ以外は十分満足できる出来でした。ひなたちゃんに踏んでくれとお願いしたりとすばるんは最後まですばるんだわｗ 葵の扱いが最後まで悪かったのが心残りですが、物語の終わり方としては良かったんじゃないでしょうか。サグ先生お疲れ様でした。2015/07/11
いーたん
43
『小学生は最高だぜ！』この作品といえば、やっぱりこの一言が代表であり、全てを物語っていますね。今回で昴と智花たちの一年間の物語は終わりましたが、昴は変態化が著しく進んでいくし、智花たちは魅力的に成長しました。彼女たちの未来を今後、読むことはできませんが、来年、小学生になるウチの娘に明るい未来を託したいと思います。2015/08/27
いりあ
40
紳士御用達でお馴染みの蒼山サグの"ロウきゅーぶ!"の第15巻。ついに大団円を迎えました。七芝高校バスケ部休部以降、順調に紳士として成長してきた長谷川昴の集大成がここにあります。ちゃんとバスケをやりつつ、ロリ描写をきっちりと入れてくるあたり、第1巻の頃の雰囲気に戻った気がしました。ロリ描写は、数段パワーアップしてますが。最終巻は、ロリスポコメディの名に恥じない内容でした。結局、最後まで報われない葵…不憫だ。蒼山サグ先生、てぃんくる先生、お疲れ様でした。ぜひ、彼女たちの中学校での生活も見てみたいです。2015/07/31
Yobata
39
商店街のうどん屋の店主から誘われたその師匠がコーチをするこの度全国に行ったチームと合宿試合をする為に慧心女子バスケ部。しかし相手チームはトリックプレーを要する才能ある選手が2人もいて,さらに昴にまでちょっかいを出し…。ロリスポコメ完結。うどん国香川編。成熟の早い灯に祐奈と女豹的な小学生にバスケでも日常でも翻弄される昴。小学生の癖にかなりあばずれてたなwでも相変わらずの昴クオリティで鈍感、うどんと一体化する為にひなたに踏んでもらうとは…さすがロリ紳士だったなwファールトラップも手押し相撲で1日で攻略と→2015/07/10
