ヒーローズコミックス 放課後カタストロフィ（１）

著者名：猪原賽【原作】/平尾リョウ【漫画】

ヒーローズ（2015/08発売）

• ISBN：9784864684163

内容説明

大のオカルト嫌いである九十九シトネは、ノストラダムスの子孫。
そんな彼の前に、1999年に地球を滅ぼすはずだった“恐怖の大王”を名乗る変な女の子が現れる。
寝坊で16年も豪快に遅刻した“恐怖の大王”は、今さら地球を滅ぼそうとハッスルするが…!?
地球＼(^o^)／オワタ系大集合コメディ、待望の第１巻!!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[臓物ちゃん]

烈海王が異世界行く漫画の原作者が以前に手掛けた、16年遅れてやってきた恐怖の大王が大騒動を巻き起こすハイテンションコメディ。おもろし！大王のキャラデザがめちゃくちゃ好みなのだが、ノストラダムスが元ネタならもうちょっとフランス要素があってもいいと思うんよ。

2021/11/26

[放蕩長男]

ノストラダムスの大予言に登場する恐怖の大王は、１９９９年には現れませんでした。なぜか。それは寝坊していたからだッ！遅刻して２０１５年に現れた恐怖の大王と、予言者ノストラダムスの子孫である高校生男子が邂逅する世界滅亡コメディです。スカイツリーが宇宙移民船だったり、クラス委員長が魔術結社の大物だったり、漫画ならではの無茶設定も多数含まれており、いわゆる頭を空っぽにして味わえる作品になっています。世界の終わりが題材なのに、雰囲気は終始ポジティブで、楽しい気分になれます。

2016/01/11

[yagurasawa]

『瀬戸の花嫁』とか『むろみさん』辺りが好きな人は確実にハマると思う。今や懐かしさすら感じるオカルトネタオールスターズで繰り出されるハイスピードギャグコメディ。

2016/09/26

[Hiroaki Bar Shiobara]

セブン・イレブン流通のみの「ヒーローズ」連載なので知名度が低そうなのが悲しい作品。いいから単行本手に取ってみろ。キュートでポップで奔放なタッチ、スピード感＆迫力のあるコマ割、次々に主人公を襲う危機･･･シチュエーション的にもちょっと「うる星やつら」入ってるので実はいにしえの王道マンガの復古狙ってんじゃないのという気がするが、王道いいじゃない。ヒーローズで実績のある原作者とゲーム業界出身の作画担当が最高のマリアージュを醸し出してる一冊。滅亡させられる前に読め！

[Ciron]

恐怖の大王のテンションに追いつけず振り回される方々がとても面白うございました。 1999年7の月に寝坊して降り立ち損ねた恐怖の大王とノストラダムスの子孫の2人と恐怖の大王が降り立つ年を2099年に再設定したことにより動き出した"阻止する者たち"とが織りなすドタバタコメディ…いやアクション…？

2015/05/08