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内容説明
本書は、レジリエンスという力を、ビジネスパーソンの育成や、さまざまな危機を乗り越える組織力に活かすための考え方を提案する。
【レジリエンスの鉄則】
「失敗」とは「試行錯誤」の一つ。失敗を悩むこと自体無意味/交渉はテクニックではない。ネガティブな固定観念を打ち消し、強みを提示する機会を待つ/チームのレジリエンスは、個々の能力の集合ではない。それは、リーダーとチームメンバーとの最適な関係から生まれる/わかりやすい理念が組織全体に浸透しているか? 空洞化した理念は万一の際には組織を混乱に陥れる/上層部が自己変革意識を持ち続けること。自己変革意識は危機の到来をチャンスに変える力を持っている/などなど
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ニッポニア
51
レジリエンス、回復力、復元力、適応力。現代に欠かせないスキルですね。言葉を知る、と自分の中でその可能性が広がる。だから情報を取得し続ける。以下メモ。柔軟な力で、ダメージを受けた時に発揮される、状況の変化に適応する力。頭脳明晰でも確実にレジリエンスを身につけられるわけではない。ポジティブ思考は、ストレスを抑えられる、レジリエンスとも関わりが深い。日常の中でイライラしたら、それを自覚し、冷静に判断する訓練と思い込むことで培われる。同期するチームワーク、メンバーの一人の目標が見えていること。2024/09/25
精看探求士
2
関連する概念も説明しながら、レジリエンスとは何かを定義付ける。過去の災害、メーカーの経営危機などを紐解きながら、失敗例や成功例を紹介。個のレジリエンスを発揮するための感情コントロールや強みを活かして自己効力感を持つこと。また、チームに応用するには?組織の体質改善に求められる事は?それらの疑問にコミュニケーションや共感力で答える。安泰な企業や地域は存在しない時代だからこそ、必見の良書である。2015/09/13