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内容説明
韓国の政治はなぜかくも混乱するのか? なぜ「反日」にこだわるのか?
セウォル号事故、スキャンダル、外交・経済政策などの失敗で、3年の任期を残すも死に体と化した朴槿恵政権。本書は、朴政権論であると同時に、現在の韓国を過去の歴史に照らし合わせて理解する現代韓国論でもある。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
北本 亜嵐
18
朴正煕を父に持つ韓国第18代大統領の朴槿惠。就任直後から「反日政策」を打ち出しているのは何故か?国民感情と時々の流れを見据えながら自らの政治的立場や主張を変化し続けないと支持は得られない政権の不安定さ。彼女から見えるのは韓国社会の歪みや民族性。さらに、両親を目の前で暗殺された「恨」の感情が大きく支えているのではないだろうか。支持率が一時的に上がったといえ、既に「レームダック化」している残り任期に待つものは。2015/09/08
ぷれば
9
これまで数々の関連本を読んできたので、重複する部分も多い。が、テロの凶弾に倒れた母、暗殺された父、しばし公の活動から身をひきながら、今こうして大統領として政治の世界にいるのか!?という疑問や謎を解くために丹念に足跡を追っている点はわかりやすい。最終章の「反日の心理学」が、シンシアリー氏の主張とも相通じる点も多く興味深い。しかしながら、標的にされてる日本は、どうすればいいの?が正直な感想。2015/10/17
Tommy おぢさん
6
うーん。朴槿恵の政策、政治姿勢は哀しいと判断し、しかもそれは国民性のせいだと書かれている。そうなると、もう日本との関係は隣国同士なのにどうしようもない。例え誰が大統領だとしても、答えが出ない内容だ。著者自身が朴槿恵大統領よりも、その両親に心酔しているのかな?疑問が増す本。図書館の本。評価:☆☆☆★★2016/06/12
mmaki
3
朴槿恵が大統領になるまでの経緯がまとめてあったのがよかった。しかし、そろそろ韓国を「こちらの常識が通じる相手」という認識で対応するのは改めた方がいいよ。安倍さんやガースーはわかってると思うけど、それ以外の政治家の皆さんや企業のお偉いさんや各省庁の皆さん…ほんと頼みますよ。最後の章がすごくわかりやすい。「代償的疑似健常者」「疑似イノセンス」あたりの解説はなるほどと納得。2015/12/15
西澤 隆
3
元々筆者は日韓どちらが正しいではなく文化や習慣のちがいで「悪意はないのに相手に誤解され更にすれちがう」という比較文化論的なアプローチで日韓の摩擦を解きほぐそうとした人。本によって彼女の「祖国への失望や怒り」の強さはちがうのだけれど、この本の特に序盤では以前にくらべてずいぶんと穏やかに「比較して違いや経過を知ることでわかる」ことを目指している感がある。正直なところ政治家がトップに立つまでの紆余曲折は色々あるだろうし途中での変節や寝技も誰でもあること。朴槿恵に対しては「ヤヤこしいヒトだな」以上の感想はないです2015/11/27
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