四國遍禮道指南 全訳注

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四國遍禮道指南 全訳注

  • ISBN:9784062923163

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内容説明

1687年刊『四國遍禮道指南』は、四國遍路の起源を示す重要な史料であると同時に、江戸以降ロングセラーとなった実用的なガイドブックです。江戸期に大師信仰を中心に、当時すでに確立されていた西国三十三観音巡礼などの影響下、四国巡礼が確立された。原本の読み下し、現代語訳、注、現代の地図に原本の道順を反映させた地図も掲載。実際に遍路する方々のガイドともなる。時間を超えた巡礼の旅に出るための一冊です。(講談社学術文庫)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

アメヲトコ

3
17世紀末の四国遍路ガイドブック。著者は大坂の人で、遍路の普及とインフラ整備はこうした都市民の存在を抜きにしては考えられないのでしょう。現在との比較でいうと、神社が札所としていくつも含まれているのがやはり大きな違い。現68番の神恵院がなぜ観音寺境内に同居しているのだろうと思っていましたが、ようやくその事情が分かりました。近世の遍路道地図がついているのも文庫としては劃期的。2015/09/01

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