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内容説明
市場と金融工学の暴走(リーマン・ショック)、企業再生(JAL再建)、CSRとSRI(社会的責任投資)……株式は私たちに何をもたらしているのか? ファイナンスとガバナンスの相克。高度発達したファイナンス技術は、活発な企業活動を促すとともに、リーマン・ショックのような資本市場の暴走にも帰着する。また、破綻した企業の再生やベンチャー育成、社会にとってよりよい企業を育てるSRI(社会的責任投資)を実現させられるのも株の力によるものである。ファイナンス[企業の資金調達や投資]とガバナンス[企業をいかに統治するか]――株式の持つ相克する本質を掴み、市場社会の諸問題を基底から思考する! (講談社選書メチエ)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
バカボンのパパ
20
タイトルにあるように、この本は客観的に見て、「非常に面白い」、「面白い」、「普通」」のなかでは「面白い」に分類されると思います。序文で「つかみ」はOKでした。さあ、本文に入って、抽象的になりました。主観的には「普通」の評価ですね。2017/06/06
1.3manen
7
ハイリスク、ハイリターン(16頁~)。高学歴ノーリターンという本もあったのを思い出した。臆病者であるが、罠にはまってしまったのである。株というのも魔物であろう。バーリとミーンズは、ヴェブレンのように、経済においては資本市場や企業、法律・会計などの制度こそが重要であるという制度派で評者も同感(52頁)。J.K.ガルブレイスのテクノストラクチャー論(54頁~)。トップマネジメントやミドルも含む広範なマネジメント。市場の番人である公認会計士(74頁)。株主や投資家、東京在住の富裕層がアベノミクスの恩恵を受ける。2013/04/26
富士さん
4
再読。株を本格的に始めたときに読んだものですが、この手のものでは最良です。指数の読み方だけをなぞっただけの薄っぺらいハウツー本を読むよりも、せっかく世界経済への接点でもある株に触れるなら、このくらいの内容を勉強してもよいように思います。本書は株の意義から指数の根拠、株の歴史的な進展まで網羅されており、より深い点が理解できるとともに、古典派の経済学と制度派やヒューリスティックな経済学の対照的な経済事象への理解は、株に関連した話題でありながら、経済学の根本を考える上で重要な実例を提供しているように思うのです。2018/09/28
多分、器用です
2
投資用語の勉強になるし、理解しやすくなり良書2014/06/28
wang
0
株式投資にまつわる雑多な話を一冊にまとめた本。雑学としては色々な話あるので役立つかもしれないが、それぞれ掘り下げが浅くざっと表面をなめただけで独自の視点やまとまりはない。株の歴史や投資理論と四季報の読み方が並列されていて対象読者も不明。2017/07/13
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