出版社内容情報
清野とおるが友人知人他人から直接聞いた恐るべき「怪談」の数々…。
その怪奇現場に実際に足を運んで「酒」を飲んじゃおうってワケ。
嗚呼、一度でいいから「オバケ」を見たい。
でも怖い…けど見たい…怖い怖い…
やっぱ見た~~~~~~い!!!!!
内容説明
清野とおるが友人、知人、他人から直接聞いた恐るべき「怪談」の数々…。その怪奇現場に実際に足を運んで「酒」を飲んじゃおうってワケ。居酒屋やスナックでの飲酒はもう飽きた!これからは怪奇現場での飲酒だ!!
目次
「恐怖の303号室」
東京都K市K町「奇妙な空き地」
東京都F市M町「雰囲気の悪い公園」
東京都S区H町「霊穴アパート」
東京都S区O町「幻の大仏」
東京都M区N町「事故物件夫婦」
東京都某区A町「入れない路地」
幽霊スタジオと陰陽師
特別編 僕にも食わせて!「開運飯」
著者等紹介
清野とおる[セイノトオル]
東京都北区赤羽在住の中年漫画家。『ウヒョッ!東京都北区赤羽』(双葉社)、『その「おこだわり」、俺にもくれよ!!』(講談社)、『ハンスキー』(扶桑社)など、問題作を次々と発表し続ける(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
nuit@積読消化中
78
芸人チャンス大城さんの「霊穴」と「龍神様」のお話が面白かった!「霊穴」については、私の知り合いが都内のS宿G苑墓地前にあるマンションに住んだ際、度々怪異がおこるとのことで、霊能者の方にみてもらったところ、自室の洗濯置場の上のところに、まさにこの霊穴が開いている!というお話を思い出しました。龍神様は青森の奇跡のりんごの木村さんも会ってますね。いるんだなぁ〜と意外と結構マジで信じてしまう私です(笑)。2020/03/07
たいぱぱ
65
内容的には面白い!でも行動的にはない!本屋のお酒の本コーナーで奇怪なタイトルを発見し手に取ったら止まらない。著者の清野さんが知人や友達から聞いた怖い話の現場に行き、「ゾクゾク」を肴に酒を飲むという理解不能な行動をコミックエッセイ化。清野さんの昭和的タッチの漫画と、オチはなく怖さの正体は不明というのがじんわりときます。続編もある様なんで読んでみたい。しかしお酒は皆でワイワイやったり、友達とふたりカウンターで色んな話をしながらじっくり飲むのが好きな僕には清野さんの行動は理解できない。怖がりの僕には絶対無理💦2022/05/27
ホークス
37
2020年刊。怪奇スポットで飲酒するという罰当たりな実話連載漫画。著者が口コミで知った東京のアパートや公園、路地などに赴く。ネットで所在地が分かる場合もあるのが嬉しいような怖いような。話は恐怖体験談から始まるものの、ノリは全体に軽くて楽しい。私は怖がりなので、暗闇に囲まれるだけで平常心でいられない。夜中に一人でも実行してしまう、著者の度胸には感心する。神秘的だったのは、編集者が夜道で存在しない大仏像を目撃する話。二人づれで、二人とも鮮明に見えたと言う。有難い現象なのかも知れないけど私は遠慮したい。2021/09/05
かおりんご
31
コミックエッセイ。年末に見た怪奇スポットへ行き、一人酒を飲むというドラマから、元ネタの清野さんの本に行き着く。この間一人心霊スポットデビューをしてしまった私としては、悔しいけど清野さんの気持ちが分かってしまう。終わった後のドキドキがたまらない。「あー、生きているって幸せ」と感じてしまう。一人酒はしてないけれど、いつか挑戦してみたい。2022/01/24
あーびん
30
怖い話と酒。どっちも好きだが、怪奇現象が起こった現場で飲む発想はなかった。最強の組み合わせじゃない?普段からそんなことを一人でやっている清野さんがすごい。倒錯してるな~ルポの感じはギャグだけど、ガチで怖いエピソードがけっこうあった。おもしろいのでシリーズ化してほしい。2020/02/03