内容説明
誤解ばかりされてきた彼女は彼の言葉が信じられず……。■今日もまたドミニは自分の容姿が与えるイメージと闘っていた。世の中の女性すべてがうらやむほどセクシーに生まれついた彼女は、それが災いして秘書としての有能さをなかなか認めてもらえない。理想の職場を見つけるまで派遣社員として働いていたある日、大嫌いなプレイボーイ・タイプの上司ジャックにあたってしまった。ジャックは当然のごとく秘書業務以外の関係まで求めてくる。必死に誘いをことわりながらも、ドミニはいつの間にか彼の経営手腕と男らしさに惹かれ始めていた。一方、ドミニの秘書としてのすばらしさにも気づいたジャックは、彼女を個人秘書として雇うべく、慰留に努める。僕が求めているのは秘書としての君――ただそれだけだ、とジャックは言うが、女好きって病気みたいなものじゃない?
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
てん・ゆう
2
ボスと秘書もので秘書が秘書らしくない態度だったりすると読む気が失せるけど、このヒロインは本当に優秀な秘書らしく気配りもでき言葉遣いもいい。おまけに美人でスタイルもいいらしい。仕事以外の自分自身についても、振り返って反省している。ヒロイン兄もとても頼れるいい兄だし、気持ちよく読めた。あ、ヒーローはまあよくあるプレイボーイ改心版。ヒーローヒロイン会話の応酬は読んでてとっても面白かった!2011/03/05
りりか
1
ヒロインが有能だけどギスギスしておらず、可愛らしさがあるタイプで好感が持てました。なのにヒーローがちと子どもで…。ラストももうちょっとヒロインが勿体ぶってやれば良かったのに!(笑)楽しく読めました。2012/03/22