ハーレクイン<br> 嵐に閉ざされて

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ハーレクイン
嵐に閉ざされて

  • ISBN:9784596006059

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内容説明

やっとの思いでたどり着いた義兄の家に、彼女が求めていたぬくもりはなかった。■セアラは幼い娘と息子を連れ、嵐の夜、亡夫の兄ジェドを訪ねた。山の中にある家にやっとの思いでたどり着いたというのに、義兄は留守――疲れ果てたセアラは途方に暮れた。出産を間近に控えた体で仕事を失い、住む家もなく、夫がギャンブルで残した多額の借金の返済を迫られている今、セアラが頼れるのはまだ会ったことのないジェドしかいない。やがて玄関の鍵があいていることに気づき、三人は静まり返った家に足を踏み入れた。深夜、少し離れたところにあるアトリエから戻ってきたジェドは、見知らぬ侵入者が弟の妻だと知ったとたん、敵意もあらわに追い出そうとした。この嵐の夜に弟の妻と子供をほうり出すなんて……いったいなぜ?

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

たまきら

11
愛に飢え、18歳で駆け落ちした女性が、夫の借金と2人の子ども、さらに身重という状態で職もなくし、夫の兄の元へ助けを乞いに行くところから始まるお話です。過去やプライドに凝り固まってしまうと、人間こうなってしまうのかな。最後の母の孤高のプライドが少し揺らぐあたりに救いを感じました。不器用な親の愛の元で育つと大変だよなあ。2015/12/12

くろうさぎ

1
いくら弟を憎んでいるとはいえ、事情を聞いた後でも、ヒロインを追い出そうとするのには、びっくりですねぇ・・・・。それなのに、記憶喪失になった途端、豹変ですね・・・。しかし、ヒロイン母の態度もひどいですねぇ・・・・。一人娘なのに 2012/06/05

ちはや

0
2003.2.21 ★★★少し泣

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