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内容説明
最近、タイムマネジメントの技術が、様々取り上げられている。しかし、本当にこれらの技術で、自分自身の「時への悔い」はなくすことができるのだろうか。なにか大切な視点が抜け落ちてはいないだろうか? 著者はこの視点から、大局的な視点に立った時間論を展開する。まず示唆されるのは、時間は決して「平等」な資源ではない、ということである。時間を真に生かす人とそうでない人の差は、それほどまでに大きい。そして、時間を生かすために不可欠な視点として、時間、集中、智恵、経験、反省、人間、自分、関係、成長、成功という十のキーワードが提示される。ある意味で本書は単なる時間論の枠を越えて、人生論的な側面を強く持つ書となっている。それは、著者が語るように、「なぜ時間を生かせないのか」という問いは、究極「いかに生きるか」という問いへと逢着するからである。自分自身の時間を生ききるために必読の、時の本質に切り込む渾身の一冊。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
うりぼう
2
時間を生かすって、何?時間は経つもので、生きてない。生きてるのは、私。私が生きていれば、その時間は私にとって生かしている。たとえ、どんな使い方をしても。あんまり、生かそうとか、活用しようとか、効率よくとか、考えない方が幸せだと思う。2003/06/01
tetekoguma
1
今日はもう秋の風が吹ていましたね。ジョギングに最適な気候になりつつあります。いつも猪名川沿いで走っていますが釣りもしてみたいですね。ウナギやニジマスがいるそうですね。 さて、田坂さんの著作を読み進めているところ重複も多いのですが新たな学びもあります。この本では覚悟について学びました。田坂さんの本を読むと人生の師匠を持ったような感覚になります。2022/08/28
齋藤し郎
1
★★★★ 田坂さんの本。個人的に好き。基本的には他の本と被る内容もある。うわべだけの真似ではなく、その奥にあるエッセンスから学べるかどうか。2019/07/16
cocolate
1
時間をリソースと考えない。経験を体験に高めるべし。 自分の成長の課題を知るべし。いかに生きるか。再読する価値あり。そもそもこの本を見つけたのは偶然。2018/07/27
mitsuu2005
1
ライフハック的な時間節約術ではなくて、どうやって限りある時間を有意義に過ごすかということに重点が置かれている。結局どう生きるかという問題につながる。2011/04/28