内容説明
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怪しげな雰囲気を持ち、様々な仏がいて、修行が厳しい……。そんな一面的なイメージで語られがちな密教は、実は日本仏教の根源に深く関わっていた──。密教の成り立ちや他の宗派との関係などの基本から、「曼陀羅」「真言」といった用語の意味、日本に密教を伝えた空海の生涯、特徴ゆたかな仏たち、そして密教最大の目的「生きながら仏になる」とはどういうことなのかまで、密教が持つ独特の世界観が、豊富なイラストとわかりやすい文章で楽しめる。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
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10
密教について、お手軽に学べる入門書。 鎌倉仏教が生まれて、真言宗も天台宗も古い教えとなっていたであろうが、現代の日本まで生き残るだけの完成度が空海の生み出した宇宙観にはあったのだろう。 また、入門書でありながら、如来、菩薩、明王などの紹介や、印契の説明など、かなりのマニアックな内容になっている。 これで基礎知識が出来たので、学術文庫あたりへ読み繋いで知識を深めようかなと思っております。 2014/05/08
yk
4
高野山行くのでサラッと再読。2018/08/12
yk
4
めちゃめちゃおもしろかった!この前仏像の本読んでても密教って出てきてそもそも何なんだろうと思ってました。これを読んでいろいろと勉強になりました。が、情報量が多すぎて一回ではざっくりしか得られませんでした。他の本を読むか再読してもう少し勉強したいと思います。2018/03/23
たすたす
1
密教のことを知りたかったので、入門書としては分量が最適でした。特にその他の仏教と密教は何が違うのか、真言の種類、諸仏一覧などはイラスト付きで楽しめました。ただ、曼荼羅の説明がよくわからなかったので、今後はそちらを深めていきたい2018/02/17
なかし
1
実家が真言宗のはずなので、少しお勉強。般若心経の意味がおもしろかった。「南無大師遍照金剛」2016/03/16