そうじ資本主義 日本企業の倫理とトイレ掃除の精神

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紙書籍版価格 ¥1,870
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そうじ資本主義 日本企業の倫理とトイレ掃除の精神

  • 著者名:大森信【著】
  • 価格 ¥1,870(本体¥1,700)
  • 日経BP(2015/08発売)
  • ポイント 17pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784822251017

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内容説明

「凡事徹底」忘れるなかれ――。
本田宗一郎は昭和28年、ホンダ社内報の創刊号で「働らく者の徳義心」と題して掃除や整理整頓の大切さを説き、松下幸之助は大正12年、正月を前にして工場のトイレを自分で掃除した。名経営者はなぜ掃除にこだわったのか?
20世紀初頭、ドイツの社会学者マックス・ウェーバーは、『プロテスタンティズムの倫理と資本主義の精神』の中で、禁欲的なキリスト教徒たちが近代資本主義の発達を支えたことを解き明かした。
しかし日本は、欧米とは違う「精神」を支えとして、資本主義を発達させてきた。その「精神」は、トイレ掃除の中に隠れているのである。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

5 よういち

94
日本の経営者には掃除を大切にする人が多い。経営において掃除が持つ意味が大きいからだ。掃除を通した日本人の精神についての本◆マックス・ウェバーによればプロテストタント信者が多い地域ほど近代的な会社が多いと。日本では100年前、従業員が勤勉に働かないため掃除を導入した。◆トイレ掃除の効用◆ビジネスの世界では儲けることとは別の世界を大切にしている人たちが成功している。一見、非合理なものが合理性の下支えをしている。プロテスタントも掃除も設けること以外の大切な何かを教えてくれるというのが結論だろう。2019/11/02

matfalcon

37
企業経営と掃除の関係性に注目。掃除を続けることで人々に宿る精神を探究し、日本企業並びに日本人が真に大切にすべきものは何かを考察する。鍵山秀三郎(イエローハット創業者)×塚越寛(伊那食品工業会長)の対談も収録。2018/06/09

hatman

12
宗教的背景(エートス)が無い日本人が資本主義で生き残れているのは5Sや掃除のおかげ。が本著の主張。 誰の仕事でもない仕事をどう扱うかによって、その組織は良くもなり悪くもなる。この最たるものがトイレ掃除。 産業革命によって、組織化されて営利目的で働くようになる。このとき、これまで主に農作業をしてきた人々は、見ず知らずと集団で働くことに面食らい、遅刻の概念すらなかった。このパラダイムシフトはなかなか受け入れられない。2020/03/30

小木ハム

7
『取締役部長が、笑顔で、箒を持って平社員と一緒に溝そうじしていた』自分がある会社に就職した理由のひとつ。誰でもできることと侮ってはいけない。真に見るべきは副次的・間接効果のほう。この本ではそういった視点と、19世紀前半からの5Sの歴史、海外と日本の違い、音に聞く大企業の掃除感を紹介しています。小事への向き合い方に、その人の、その組織の倫理観が現れる。『大きく成功している人たちは″儲けること″とは別の何か大事なことを守っているのではないでしょうか』2018/01/25

ネクロス

6
掃除かぁ。整理整頓の大事さよ。自力、利他、他力の組合せなど、在り様の問題にも触れる。2015/12/19

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