音楽という<真実>

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音楽という<真実>

  • 著者名:新垣隆【著】
  • 価格 ¥1,144(本体¥1,040)
  • 小学館(2015/08発売)
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  • ISBN:9784093884211

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内容説明

元ゴーストライターが語る音楽への愛。

2014年2月、佐村河内守氏の「ゴーストライター」であることを告白し、日本中に衝撃を与えた作曲家、新垣隆氏は、幼少のころから天才少年と呼ばれ、日本の現代音楽界で最も期待されてきた人物だ。クラシック、現代音楽、歌謡曲、ジャズ、アニメソングなど、さまざまな音楽を愛し、自分の糧としてきた新垣氏は、騒動の後も音楽の力を信じ、音楽に救われて新たな人生をスタートした。幼少期から現在までに出会ったさまざまな音楽と恩師や音楽仲間とのエピソードを紹介し、佐村河内事件の顛末を振り返りつつ、人間を救う「音楽」の力を語る。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

kokada_jnet

28
新垣さんと佐村河内とのすれ違いぶりが、素晴らしいというか、おかしい。梶原一騎的世界感の人と、ポストモダンな現代音楽家。すべての不条理漫画をも越えるギャグの連発。2017/07/13

tapioka

23
音楽を始めた幼少の頃から佐村河内氏のゴーストライターを始め、告白するに至った経緯を述べた新垣氏の著書。新垣氏の確かな音楽性の持ち主であること、佐村河内氏の影で作曲したことへの後悔の念を誠実な文章で描いており、好感が持てる内容になっています。佐村河内氏の行為に対し、自分は大きく関与していないように述べているのは、本当に両者の関係がドライだったのかなと思わされます。罪の重さにも依りますが、新垣氏のように誠実に謝罪した人に対して、もう少し優しく寛大に許してあげる世の中に、今の日本がなって欲しいですね。2015/11/09

宇宙猫

23
★★★ なぜ佐村河内騒動を起こしてしまったかという説明。なるほどねって感じ。良いものより話題性があるものが売れる限り起る事だろうし、実際よくあることなんじゃないのかな。2015/10/26

nikoniko313jp

22
図書館で見つけて借りてみました。交響曲 ヒロシマ が出来上がった経過が書かれていた。きっと 佐村河内さん(現代のベートーベン)だったからこそ 売れたのか それとも、、、私も聞いたことがあるが 悪くはない。けれど無名の新垣氏が出して売れたかどうかは???サクッと読了2015/08/09

緋莢

18
幼い頃からピアノ教室に通い、「ベートーヴェン」の偉人伝を読み、作曲家になる事を夢見る。音楽家たちの指導を受け、非常勤講師をしたり、CM音楽を作ったりしている日々の中で、「弦楽合奏曲をちゃんと書くためにはどうしたらいいか教えて欲しい」という依頼を受ける。それが佐村河内守との出会いだった・・・2015/09/03

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