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内容説明
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年長の友人を死の床に見舞った時、僕は厄介なことを頼まれた。彼の息子N君の面倒を見てくれ、「男の生き方」を教えてやってくれ、と頼まれたのである│こうして始まったN君への折々の手紙。「死者の視線とともに生きることぐらい大事なことはない」「就職をするのは簡単だ、でも仕事を見つけるのは難しい」「君が内定を得られなかったのは君自身の『存在』『価値』とはまったく関係ない…」 就職、転職、独立、結婚など人生の岐路で悩む若者への真摯な言葉は、読む人に力と励ましを与えずにおかない。「人生」をほんのちょっとだけ真剣に考えてみよう。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
砂王
6
たいしたことが書かれていないように思えるが、何度でも読みたくなる本だ。つまり、良書なのです。人生は、「無意味さ」に甘んじるのではなく、いかに「納得できるもの」に仕上げられるかにかかっている。そして、世間が「嫉妬」と「羨望」で出来上がっていることを教えてくれる。わたしは、正面から力をぶつけるような生き方でいきたいと思う。2015/12/31
makimakimasa
5
以前、最初だけ読んで止めてしまった『悪の対話術』と同じく、本書も冒頭からやたら面倒臭い文章でイライラした。変に弁解がましい上に、ロマンチシズムに満ちてて鼻に付くというか。この人の文体は合わないかなと思いつつ我慢して読み進めたら、意外にも第2通はとても良かった。著者が作家になる前の商売人だった時の経験―不本意に生きる事の味気無さ―を反動に、自然体で意識を集中出来る仕事を見つけていく。自分も35歳までに見つけられたらいいけど。その他のポイント:仕事や生活に自分の「フォーム」を確立する事、「緊張感」、「準備」。2016/05/30
ハルのうた
4
著者が亡き友人の息子N君に宛てた手紙をもとに、人生の岐路に立つ若者たちに送るアドバイス。自分は親世代でまさにその年頃の息子がいるが、親の言うことなんて素直に受け取らないと思うので黙ってそっと贈りたい一冊。 もし自分がN君側の立場だったら最初は「フン」、手紙の回を重ねていくにつれ少しずつジンワリ沁み、形を変えてにせよ出版を知ったら「ケッ」となるだろうな。読者側としてはありがたい一冊だけど。 書いてあること全てに於いて賛成とは思わないけれど、若者を思って一生懸命言ってくれる大人がいるって良いなあと思う。2024/09/12
Tomohiro_Y
3
ちょっとじれったい感じがしたけど、今に迷ったら読んだ方がいい本。この人のフォームはフォームで堅固だと思うけど、自分のフォームを確立しましょう。2019/01/05
望
3
★2 まあ、あれです。伊集院静の「大人の流儀」の、もう少し地に足がついた感じの内容です。書いている内容的にはそれほど真新しいことも、かといって伊集院静ほどの破天荒さはないけれど、読みやすく、常識的ではありました。とはいえ、多分時間が経てば内容はすっかり忘れてしまうと思います。2018/06/14
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