内容説明
人気劇作家が見つめ考えた、2年間の社会と文化の変化がここに!「リクルートスーツは黒系」が“当然”? 「世間」と「社会」の違いとは?人気劇作家が、徐々に息苦しさを増すこの国を、のほほ~んと語る。週刊SPA!長寿連載単行化!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
山田太郎
49
なんか下手なこと書くと炎上したりとかで、エッセイ1つ書くのも大変なもんだと思いました。インターネットのぞいてたら悪口ばっかり書かれてるような気がしてやる気なくなるのか戦闘意欲がわくのか難しいところだと思いました。アマゾン中古を買ったら鉛筆で印つけられていてそれがなんかわけわかんないところにつけてあるので、どういう視点でこの人読んでんだろうと気になってしょうがなかった。2018/04/19
西
35
鴻上さん信者だけど鴻上さんと主義主張は異なることも多い。鴻上さんが言うからそれが正しい、とは思わない。ただ、こういう考え方があるんだ、と思えることも多く、自分の意見が変化することもあるし色々と気づかされる。時代を捉えたエッセイで、この先もずっと読んでいたい。 このエッセイが乗っている雑誌のSPAは20代の頃から読んでいて、いつの間にか鴻上さんのエッセイだけが楽しみになっていき、そして今ではSPAから卒業して単行本を読むようになっている。もうちょっとページ数減らして発刊頻度を増やしてほしい。2016/10/04
Fondsaule
19
★★★★☆ 引用の引用になってしまうが、 「ファンタジー作品に熱中する人たちに対しては、現実世界からの逃避だと言われる傾向がある。けれど、トールキンは、第一の現実世界から、ファンタジー世界である準想像された第二世界に入っていくことで、かえって新鮮な目で現実世界を見直し、その価値を再発見することができると主張する」 なるほど。2023/07/11
りの
14
新着コーナーから作者借り。週刊誌に20年連載しているエッセイ、第17弾だそうです。時事問題が意外と多かった。マスコミに対する批判が結構あって、やるなって思った。2015/09/15
ぬらりひょん
8
先日、BSの「クール・ジャパン」を見たあとこの本を見かけたので借りてみた。たまに見るけど何者かと思ってたら、劇作家だったのね。2013年から2015年までの時事ネタから芸能ネタまでなんでもありのエッセイ集です。日本人はどうしてこう周りからどう思われているかを気にするんだろう。とはいえ 「日本人はお釣りを自分で数えない」 というのは、さすがにまずいよね。気にしましょう。2016/05/29
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