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内容説明
第23回小学館漫画賞に輝く哀切の戦記ロマン短編集。「オーロラの牙」「ラインの虎」「ベルリンの黒騎士」「ゼロ」「音速雷撃隊」「幽霊軍団」収録。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ブリストル
1
音速雷撃隊…何度も読んだ覚えがある。2015/03/16
YamashitaKeiichi
0
1976年作。3編はドイツ編とも呼べ、歴戦の勇者の物語が多い。最後の1編は69年作と古く、SFが入っていて純粋にはこのシリーズに入るのか。最も心打たれたのは「音速雷撃隊」。あの人間ロケット桜花の搭乗員が主人公。戦争を生き延びて将来かなえたい夢を持つ若者が、その未来を完全に絶たれる。また、敵戦艦に桜花を確実にぶつけるために護衛する戦闘機乗組員。日本の狂気じみた作戦に怒りをこみ上げる米兵。先日テレビで見た、戦争を生き延びた元日本兵の方々の証言と重なる。最後に、桜花の特攻を受けた米軍艦の艦長の台詞が印象的。
A.Sakurai
0
お盆休みに物置を整理していたら戦場まんがシリーズが出て来た.長い間行方不明だったので,つい読みふけることに.この間では「ベルリンの黒騎士」が出色だ.このマーキングの真っ黒なFw190D-9作ったよ.読者にそういう気を起こさせるように,このシリーズでは兵器が主役だ.松本零士さんはストーリーからでなく,兵器をひとつ取り上げて,そこからストーリーを作ったんだろう.2012/08/19