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内容説明
金融業界、証券業界、ハリウッド業界はいうに及ばず最近のIT業界でも世界の名だたる企業の創立者は、その半分以上がユダヤ人である。
Googleの創立者ラリー・ペイジ、セルゲイ・ブリン、Facebookのマーク・ザッカーバーグ、Dellのマイケル・デル、Microsoftのスティーブ・バルマー、Intelのアンディー・グローブ……数えればきりがない。
また、ノーベル賞受賞者の3割から4割はユダヤ人が占めている。
なぜユダヤ人の知的生産力は群を抜いているのか。
それはユダヤ人が「議論をして考える民族」だからである。
さらにいえば、「なぜ?」「Why?」を徹底的に考えつくす民族なのである。
そこで、本書では、日本人がひとりでもできる34のトレーニングを紹介する。
ユダヤ人が幼い頃から例外なく読んできた「タルムード」を基に、ユダヤ人が普段行っている議論の一部を誌面上で再現する。
ユダヤ式の「考えるトレーニング」を体験し、日々の思考トレーニングに取り入れてほしい。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
5 よういち
93
ノーベル賞の受賞者の3~4割はユダヤ人。今や世界のエリートを多く輩出するユダヤ。本書ではユダヤ人の徹底的に考え抜く思考法を紹介している。◆ユダヤに心底惚れた石角さんの著書であるからユダヤ寄りの意見は仕方ないが、書いてあることはとても大切なことで、日本人も今一度客観的に自分たちを見つめなおすいい機会だと思う。◆トヨタなんかは、まさにこういうことを取り入れていこうとしているわけだね◆何個度にも疑問を持ち「なせ?」と問いかける。普段もやり過ごしていることにも目を向け、「なぜか?」と考えることで思考力は鍛えられる2019/08/31
masabi
15
ユダヤ人が世界で活躍する理由は幼い頃から議論し、楽しむことによって独特の思考様式が培われるからである。その思考法がwhyを突き詰めることにある。本書ではタルムードのエピソードを用いてトレーニングを積んでいく。2016/05/27
doi
12
(書店にて)【概要】whyと問うことの指南書。果たしてユダヤ式かどうかは不明。【内容】たとえば「水は何故、透明なのか」と問われたときに「当たり前だから」などと片付けずに考える。//1000社目でようやく内定をゲットしたが勤務条件がそもそも満たされていなかった場合妥協するか。何かを切り捨てるとしても、何故それらは条件だったのか等と考える重要性について。【感想】基本的に答えがない問題だらけで、モヤモヤしました。ですが、このような「答えがない問題」だからこそwhyと問うことの価値を主張しているのだと感じます。2016/02/22
ひろし
8
難関試験を突破し、ユダヤ教に改宗し、ユダヤ人となった著者がユダヤ人の思考の肝を34の設問をもとに講義してくれる。あらゆることにタブーなく『何故』を常に考える。休むことなく、諦めることなく思考する習慣を当たり前に持つというユダヤ人の強さの源泉をチラ見させてもらえました。非常に面白かったし、必ず何回も読み返したい。ただ、ちょっと日本人蔑視が引っかかる。ノアの方舟の説話にもあるように、思考の民族であるユダヤ人にも、情緒の民族である日本人にも、強味、弱味があり、それぞれに神から与えられた役割があるはずだと思う。。2015/10/14
nocturne2015
6
自分に足りないものが何か、ということがよくわかる本。日本人に足りないものが何かいうふうにと置き換えることができる。2022/04/29