内容説明
西暦2061年、ウェアラブル機器と高度な人工知能「カミサマ」によって緩やかな情報管理が行われる時代。「僕」は先生から頼まれたお遣いで、ウェアラブル機器を持っていない少女、サラガネ・サラサと出会う。
近未来の一夏を舞台に、過去と未来、サイエンスフィクションと甘酸っぱい恋が交錯する青春小説。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
いのうえかずね
72
【書評】(あるいは)SFのある風景 / 電子書籍版 / 2015年 / 著者:文野はじめ / プロデューサー:一ノ瀬トヲル / ディスカバー・トゥエンティワン https://kakuyomu.jp/works/16816452221466841294/episodes/16816927861641916546 2022/04/08
サキイカスルメ
7
これは僕と彼女の恋の話なんだなぁ。人工知能カミサマによって情報管理がされている未来で出会った僕と、不登校の不思議な美少女サラガネ・サラサのお話。お姉さんが火星に行っていたり、クローン人間や人工知能と近未来っぽいことも出てきますが、本筋は青春恋愛話なのかな、と。過去にトラウマを持つ男の子が、もう一度恋をしていく様子が淡々していながらたまに感情的な口調で語られます。SFに期待すると少し肩透かしするかもしれませんが、青春メインと思えば満足できるんじゃないかと。私は好きでしたね。2015/08/05
benjoe
3
KUにて。カミサマというAIにより緩やかな情報統制が行われている未来での話。現在の検索エンジンがより高度になりマスメディアがより凋落した世界なのかなーと想像ました。ニュースを全く見ないで、Google検索に頼り切った世界みたいな。カミサマに対抗する為の秘密結社なども出てきますが、話の本筋はボーイミーツガールな恋愛小説でした。2016/09/24
shouta246
3
SFを前面に出しすぎない?感じはちょっち好きな気がする。高度な人工知能による緩やかな情報統制は40数年後よりもずっと前に実現するかもな。とちょっと思う2015/08/04
浜野誠也
2
「NOVELiDOL」とは何ぞや?アイドルが出てくる小説かな?と思ったけど、そうではないらしい。初音ミクの小説版?みたいな感じかな。斬新。 話はタイトル通りSFで、アイドルは出てこなかった(笑)でも構成面白いつくりで、読みやすかった。2017/01/10
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