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内容説明
月夜の晩にだけ現れる大泥棒・怪盗月光。仕事を終えた彼は必ず一人の少女の元を訪れ、愛を告げる。秘密の逢瀬を重ねる二人。しかし、ある晩異変が起きて──。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
呉藍
33
セリフの言葉選びや間の取り方がこの頃から絶妙で、表題作の『せつげつか』からモリエさんが好き!という読者が多いのも頷けるなあ。初期から絵が全然変わっていないという事実も驚き。出てくる男の子が恥ずかしげもなく恥ずかしいことを言う、という些細な部分が自分は好きですww きゅんと愛おしい話なのだけど、ちょーっぴり切ない加減がいいですよね。2012/02/19
ぐっち
16
キラキラしたかけらのような短編集。月光好きですが、春梅君も好きだ。2011/12/31
シロ
13
「せつげつか」好みでした。モリエさんのセンスには心奪われてばかりです。月光が月花のことをレィディと呼ぶのが凄く好きでした。2012/01/11
蒼井零
12
残像ハニーが好きだった。言葉選びがとても好き。「君が好きです ただそれだけ」ってモノローグがこの作品の全てを表してるね。あと「うつくしいもの」はもう少し読みたかった。綺麗なモノを食べて綺麗な姿を維持する彼女は儚いね。「せつげつか」本誌で読みましたがオマケでまた違う見方が。彼女が月光に価値を与えたんだね。素敵。2012/02/28
幸音
12
相変わらずモノローグや言葉選び、耽美な雰囲気が素敵。こういう表現はモリエさんならではの表現だと思うことがしばしば。中でも表題作の切なさが秀逸。本編の直後の描き下ろしがこれまた良いものです。燦ちゃんが可愛い。2011/12/20




