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内容説明
小学6年生の知希は、父さんの転勤で、父さんと二人、都会から離島に引っ越してきた。4月に転校して、初めての夏休みを迎える。港で話しかけてきた柄の悪い二人の少年と最初は距離を置いていた知希だが、どこか通じ合うものを感じ、仲間として過ごすようになる。そのうちの一人は、巨大な「幽霊魚」の伝説を信じ、それを見つけて釣り上げることに情熱を傾けていた。「釣り上げれば、大事なものをぜんぶ取り返せる」と言って--。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ミーコ
47
福田さん 4冊め。変わったタイトルと思いつつ、読み出すと引き込まれ一気読みでした。知希とお母さんの埋まらない溝がとても辛かったです。が お母さんの男の子に慣れなくて、どう接したら良いのか分からない と戸惑う気持ちはとても分かります。私自身も姉妹の真ん中 家に男の子がいなかったから同じ気持ちでした。島で孤独な少年だった知希にようやく 正人と英治と言う友達が出来 英治と一緒に幽霊魚を引き揚げられる時を待ってたのに 英治は。。。明るい終わりでは無かったですが乗り越え いつか会える事を祈らずにはいられません。2017/09/28
はる
37
「ふたり」の福田隆浩さんの新作。父親の仕事の都合で離島にやってきた少年が過ごす夏休み。島の子から不思議な「幽霊魚」の話を聞く・・。魅力的な設定にワクワクしながら読んだのですが・・う~ん、イマイチでした。いろいろと中途半端なまま終わってしまった感じです。次作に期待!2015/07/16
anne@灯れ松明の火
19
新刊棚で。他の作品が良かったので、気になっていた作家さんの新作。夏らしい表紙に期待が高まった。前半はまずまずだったし、クライマックスははらはらした。ところが、それで終わってしまい、「え? これで終わり?」あれは? これは? それは? 説明ないの?という感じ。余韻を残す、というのとは違うと思うなあ……。うむむ……。 2015/07/21
杏子
18
設定は面白そうだったが、いまいちのれなかった。幽霊魚を信じている少年の気持ちはわかるし、いるかも?と思わせられるミステリアスな感じもいいけれど… 結局何だったのか?と思う。ミステリアスな存在は最後までミステリアスなままでよかったのに。なんなんだ!?おかあさんとの確執や病気がちの妹のこととかも消化不良な気がする。作者の作品が好きなだけに残念に感じた一作。2015/07/16
izw
16
福田隆浩の新刊が児童書新着コーナーにあり手にとった。母親とぜんそくの妹を残し父親と島に転校した6年生の知希の成長物語。夏休みに入り釣りをしているとき、隣クラスの2人に出会った。その一人が、命の恩人である老人が語った伝説の巨大魚「幽霊魚」を信じ、釣り上げようとしている。3人の少年のやりとりと感情の変化、知希の母親に対する感情の微妙な変化に引き込まれ、一気に読んでしまった。2015/08/23
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