日本でいちばん心温まるホテルであった奇跡の物語

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日本でいちばん心温まるホテルであった奇跡の物語

  • ISBN:9784797380927

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内容説明

「日本でいちばん心温まるホテル」と言われるホテルアソシア名古屋ターミナル。総支配人・柴田秋雄の方針はただ一つ、顧客満足よりも従業員満足、つまり「日本一幸せな従業員をつくる」ことだった。ホテルで本当にあった感動エピソードを元にした物語。

名古屋駅前の老舗ホテル「ホテルアソシア名古屋ターミナル」は、4期連続の赤字にあえいでいた。経営陣の退陣後、新たな総支配人に選ばれた柴田秋雄は、柴田流の再建策に乗り出す。それは、リストラでも、成果主義導入でもなかった。従業員が参加して、経営理念をつくり、みんなで合宿して夜を徹して夢を語り合う…、柴田氏が取り組んだのは、ホテルの顧客満足を高めるための改革ではなく、従業員満足、つまり「日本一幸せな従業員をつくる」ことだった。優しさ、絆、誠実さ……本当に大切なことを愚直に実行する様々な試みの結果、7期連続黒字のホテルに生まれ変わり、「ホテルアソシア名古屋ターミナル」は日本でいちばん心温まるホテルと呼ばれるようになった。本書はそんな日本でいちばん心温まるホテルで、従業員とお客さんの間におきた奇跡の物語をストーリー形式で紹介する。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ぷれば

34
4期連続赤字、競合ホテル、リストラ…10数年前、倒産寸前の泥沼状態だったホテルの奇跡の物語。総支配人をはじめ、従業員たちが取り組んだ再生への道。救ったのは、非常識なまでの「社員を幸せにする経営」。仕事が夢と希望であふれる、4つの感動秘話に時々グッとこみあげる。お客様と従業員との間に生まれた温かなエピソードには、ホテルだけでなく、どんな業種、あらゆる仕事にも相通じる、人としての基本があふれている。2016/04/26

けんとまん1007

32
やはり、そこに働く人がすべてだと、再認識。仕組みもあるが、こころがこもっていないと、形骸化に終わる。それぞれが、想いを持つこと、その想いを大切にすることが、時間がかかるかもしれないが、伝わるのだということ。また、それを感じ取れる方が集まってくることで、いいのかもしれない。これは、スキルというレベルでは、測れないものだと思う。こういう姿に、少しでも近づいていきたい。2019/04/01

てつ

30
赤字続きで倒産寸前の「ホテルアソシア名古屋ターミナル」をポスピタリティを重視することにより黒字回復させた心温まる話。 4つの感動エピソードは、どれも心にひびく。大切なのは「他人を思いやる心」だとあらためて気づかせてくれる。「心の回復」「感謝の気持ち」「心を通わす」「笑顔の花」「勇気の一歩」「お客様の笑顔のために」「正直に生きる」など素敵なキーワードが満載。「全ての活力の源は”人”」「全ての行動の源も”人”」。人づくりの大切さを教えてくれる良書。2016/07/24

Naomi

23
出版記念パーティーで手にして、昨夜一気に読んじゃいました。ドキュメンタリー映画「日本一幸せな従業員をつくる!」で知っているエピソードもありますが、文章でより深く知ることができ、心に響きました。人として、心に留めておきたい言葉がたくさんあります。「笑顔」で「優しく」、「自分として」生きていく勇気をもらいました。2015/08/22

roomy

19
泣いちゃった。素敵な上司や仲間がいると頑張って働けるね。2016/09/08

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