基本統計学（第３版）

著者名：豊田利久【著】/大谷一博【著】/小川一夫【著】/長谷川光【著】/谷崎久志【著】

東洋経済新報社（2020/08発売）

• ISBN：9784492470831

内容説明

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1991年の刊行以来、20年以上にわたるロングセラー教科書の全面改訂版。

初めて統計学を学ぶ文科系の大学生や統計学の自習をめざす一般社会人を対象とした入門教科書。経済や政治などの社会現象のマクロ情報をできるだけ客観的に把握するための統計学的な考え方を、高度な数学的予備知識なしで、身につけ、理解することができる。

最新版では「公式ウェブサイト」を開設（上記緑色の部分をクリック）。「主な計算方法の解説」「各種データファイル」「練習問題解答集」がダウンロードできる。

目次

はしがき
序説
第１章　度数分布
変数／度数分布／度数分布のグラフ
第２章　代表値
いろいろな平均値／範囲と四分位範囲
／標準偏差と分散／標準化変量／変動係数
／相関係数
第３章　確率
基礎概念／標本空間／確率
第４章　確率変数と確率分布
確率変数／期待値／同時確率分布
第５章　正規分布と正規分布表
正規分布の特性／正規分布表の使い方
第６章　標本分布
無作為抽出／標本平均の分布／中心極限定理
／正規母集団からの標本分布
第７章　推定
推定と推定量／推定量の性質／区間推定
第８章　仮説検定
仮説検定の考え方
／正規母集団の平均の検定：母分散が既知の場合
／２種類の過誤／正規母集団の平均の検定：母分散が未知の場合
／平均値の差の検定／等分散の検定
／比率の検定
第９章　回帰分析
回帰関係の意味／回帰モデルの諸仮定
／最小２乗法／最小２乗推定量の分布と性質
／決定係数／数値例
第１０章　回帰分析：重回帰と諸問題
重回帰／推定量の性質
／自由度修正済み決定係数／多重共線性
／ダミー変数／系列相関と不均一分散
第１１章　時系列分析
季節変動とその特定化／トレンドとその特定化
／循環変動とその特定化／時系列分析と定常性
／時系列モデルの特定化
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付表
索引

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

[まろにしも]

★★★★★エッセンスを簡潔に説明してくれておりとても分かり易かった。４月から４か月かけて練習問題を解きながら丁寧に読ませていただいた。統計学の初学者である私にとって、最初にこの本で学べたというのは幸運であった。これからもちょくちょく再読させてもらおうと思います。

2017/08/11

[まろにしも]

再読。問題も全て解いた。統計学の入門書として素晴らしい良書。

2019/11/23

[葉]

旧版を持っているが殆ど変更はない。統計学の基礎本ならこの本が1番良いと思う。答えはネットに上がっている。確率変数などの部分は少し少ない気がする。棄却域はOLSなどについては非常にわかりやすかった。時系列についてはそれほど取り扱っておらず、非定常までである。復習が必要だと感じた。

2014/09/08

[Q_P_]

「基本」という本で時系列分析にふれているのは珍しいと思います。

2022/09/15