内容説明
モデルのクリスは、滞在先のニューヨークで手紙を受け取った。従姉妹のナタリーが突然亡くなり、その一人娘の後見人にクリスが指名されているのだという。帰郷した彼女を、亡きナタリーの夫スレイターが迎えた。19歳のころ、クリスは恋人のスレイターに夢中だった。だが彼がナタリーと抱き合っているのを目撃し、故郷を飛び出した。それから7年、懸命に彼を忘れようとしてきたのに……。嘲るような笑みを浮かべ、彼は冷ややかな声で言った。「きみはぼくに借りがある」借りですって？ いったいなんのこと？■裏切られたのに、彼を忘れられない――。切ない気持ちを秘めたまま7年の歳月が過ぎ、運命は再びクリスをスレイターのもとへ導きます。長年のキャリアを誇る作家ペニー・ジョーダンが、ヒロインの揺れる心情を余すところなく描ききった名作です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
mum0031
3
モデルのクリスと、元恋人のスレイター。 従妹の騙され、貴重な七年を失った二人。 常日頃から、悪意のある人の言動に、真実は無い。 19歳は幼いし、自分自身に自信を持てない年代。 2018/07/29
たまきら
1
恋人が従姉と抱き合っているのを見て故郷を離れた女性。彼はその後従姉と結婚。七年がたって、従姉が亡くなり…という設定。傲慢な彼にいら～。2014/10/01
ひまわり
0
ヒロイン従妹に騙されて七年もムダにしちゃったのね〜2012/12/06
