内容説明
生真面目な女子大生の水沢琴音は、青年実業家・白石周平の秘書のアルバイトを始めた。恋愛経験がない琴音は、優しく無邪気な周平に惹かれ、やがて愛人となる。そして初めての夜、周平は言った――「君を性的に調教したい」。戸惑いつつも、淫乱な「もう一人のわたし」に気付いていた琴音は彼を受け入れ、「調教」はエスカレートしていく。しかし、欲望と愛情で結ばれた二人を待ち受けていたのは、あまりにも残酷な運命で――。「躾けられたい」改題。
※本作は二〇一三年五月にTO文庫より刊行された『躾けられたい』を改題の上、加筆修正し、再文庫化したものが底本です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
巨峰
43
「躾られたい」の加筆修正改題版なので注意してください。中身は、意外性の全くないSM調教系の官能小説。まあ、主人公の処女大学生が男を知ってから、みずからをやつすことを覚えていく過程とかは面白かった。そういう意味ではグローインアップ系かも。まあでもだ、でもだ。男を知った彼女は、超ミニな体の線がぜんぶ出すようなワンピースをきて、 体重は落ち、手首は骨張って、お尻は3角に角張り、 脚からは脂肪という脂肪が落ち足の筋肉が浮きだしになるっていう大石圭好みの美女に変化するんだって!!!!このひととは趣味があわんなあ。2015/07/28
いっちゃん
9
エロイだけで、ストーリーを楽しむとかではなかったような。エロは面白いお話の中のスパイス的な存在でいい。2016/07/01
Thinline
2
同じ著者で前に読んだのは調香師で今回は調教師でした。読後はなんだか読んだことがあるような気がしたのでそろそろこの作家さんから卒業できそうだ。2022/12/09
エネ
2
設定的には、良く言ってシンデレラ。男に出会って、いい女になっていく……。毎度なことで、男も女もイカれていたが、どうも今までの人間関係からの心理状態が狂っていく描写が筋が通ってい好きだった……これは、イマイチ。 調教概論のような、あっさり感でした。2018/05/20
しぐ
1
ホラー文庫だし呪怨の人だし…とホラーだと思い込んで購入したから読んでびっくりした。SMやないかい!地道な女の子が男性の手によって調教されていく様子が描かれている。関係の終わりまで書かれるのかと思ったら中途半端なところで終わって「?」ってなった。子供時代を結びつけるのに無理があったし、こんなに頻繁に会ってるのにバレないのすごくない?2023/01/31
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