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内容説明
2009年、日本から約1500キロメートル東の太平洋の深海底で高さ30キロメートル、面積は日本の国土に匹敵する超巨大火山が見つかった。1億年以上前にはこうした超巨大火山があちらこちらで活発に噴火活動をして、 大地を引き裂きながら、広大な大地を形成し、いまの地球をつくりあげてきたと考えられている。いったい超巨大火山はどうやってつくられたのか? (ブルーバックス・2015年7月刊)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
もよ
9
最新の知識をとても分かりやすくまとめてあり、さらに、異論も含め正確な記述を心がけられた良書と思います。 細かいことは省いてあるのでしょうが、重要なポイント(例えば海嶺がプレート移動の原動力ではないとか、670km以下のところで物質の上下移動が妨げられているとか)が様々な現象と関連付けられており、新鮮でした。2018/08/22
nemunomori
8
かつて世界中の大陸はひとつだった。ヴェーゲナー教授の唱えた「大陸移動説」は一度は否定されましたが、後の古地磁気学研究などによって超大陸パンゲアの存在が明らかになりました。では、なぜ大陸は分裂と衝突を繰り返すのか。鍵となるのが超巨大火山でした。本書はその謎にダイナミックに迫ります。地球という星の面白さに圧倒されて眠れなくなる科学本です。佐野貴司先生の明快でテンポの良い文章に引きこまれました。2018/08/24
文章で飯を食う
7
マントル対流、プレートテクトニクスで学んだ世代には、びっくりな話がいっぱい。プルームテクトニクスのような沸騰してくるような溶岩の方が、大陸を引き裂く中心だとか。大震災に対する備えもままならないのに、こんなこと起こったら、人類滅亡もありですな。2016/02/10
はーと
3
マントル物質を用意し、岩石を合成する、実験岩石学。冒頭の超巨大火山、タム山塊にも驚かされたが・・・。むしろ岩石学の手法が一新していることに興味をもった。2015/11/23
たぬき
2
ポジティブフィードバック2015/09/19
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