TO文庫<br> 怪談・呪い家族

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TO文庫
怪談・呪い家族

  • ISBN:9784864723916

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内容説明

奇才・山口敏太郎がゲストを迎えて放つ怪談シリーズ!気鋭怪談蒐集家たちが選りすぐりのネタを持ち寄り、この世の不思議と底知れぬ恐怖に彩られた怪談本の決定版。【内容紹介】おとうさん、おかあさん、おねえちゃん――その身近な存在が、僕の記憶に恐怖を植え付ける……みんな、何だか狂っているみたいだ……<山口敏太郎>伸びるおじいさん/おもちゃと姉さん/あの廃屋には入らないほうがいいぞ/呪いのモナリザ/真夜中のテレビ制作会社<中沢健>スキューバ部が廃部になった理由/ジャージを着た男/濡れた人形/祖母の顔/遺影<牛抱せん夏>遺伝する身体能力/メーチーと斜を向く神々/引越し/おじいちゃん大好き/もう行くからね 他。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

みくろ

31
これはひどい。たまたま本屋で表紙が目について手に取った怪談本だが、明らかに失敗した。怪談は語り手である筆者によってだいぶ印象が変わるものだが、たとえ怖くなくても、失笑してしまうような創作っぽい話でも、私はそういうの全て込みで怪談が好きである。しかしこの本は(かろうじて山口さんは読める話もあるが)そういった怪談好きという気持ちを踏み躙られたような不快感。絶対にホラー好きにはおすすめしない。こういった話を書く事が本業ではないようですし、怪談のようなコアなファンがいるような世界には気楽に入ってくるものではない。2015/07/30

澤水月

24
酷い。ぐしょ濡れバンズでぬるいパテ挟んだバーガーのような事故品。これが商業流通650+税で売られるなんて…パテ部女性の単著『千葉の怖い話』はそのニッチさがまだ笑えるが…妹が金縛りに遭いました。気配がしたみたい。僕は隣で漫画に夢中でした、マル。こんな3行もいらない話を2ページに引き伸ばし延々続いたり…シリーズ1、2の呪い面と呪い姫は良かっただけに何が起きた? 表紙も映画リングのパクリ効果だし…いよいよ飽和淘汰来るか? 書くものがないなら書くな、はかの鬼畜ライター村崎百郎の言葉なれど2015/05/31

No.7

4
表紙怖いです。2019/08/30

ekura

3
表紙の期待感がこの本のクライマックスである。2020/04/15

みやぎ

3
表紙は不気味なんだけど、妙にいい話風や笑い話風のオチが多くて期待外れ。全体的に()のモノローグ多用で漫画っぽいというか軽いというか文章自体が怪談という題材にあっていない気がする。2018/10/23

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