内容説明
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茶懐石のつくり方を基礎編、春夏秋冬に分けて紹介します。同じ素材または同じ調理方法でも複数の味が楽しめるバリエーションを提案します。1巻では、懐石の構成と流れ、必要となる懐石の器類と料理を盛り付ける前のあつかい、基本となる調理器具など懐石をつくる上での必要となる道具類をはじめ、調味料種類や分量の量り方、薬味の種類、出汁のとり方や一文字飯のつくり方など調理に必要な下準備を紹介します。また茶事においてどのタイミングでご飯を炊き、汁の準備をはじめて、椀に盛り付けるのかなど、茶事と懐石の流れのポイントも併載します。
感想・レビュー
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僕素朴
1
器の扱い方、漆器は指紋がつなかいように布巾で持つ。引盃は内側だけぬれたまま盃台にのせる(露となる)。燗鍋、ぬれているほうが美しく見えるから取っ手までしっかり水に浸し、底だけ水けを拭く。薬味の切り方も衝撃!茗荷は1枚ずつはがして重ねて千切り。しそは半分に切って軸を取り除いてから千切り。金串は6本とか多めにあると鰹のような大きい身に便利。串は身と皮の間に通す。身が厚くても中央には打たない。莫大、水前寺海苔、板蕨、初めて聞いた食材。味噌汁は濾し器で2回濾す!山葵は盛り付ける直前に三角錐に整えてから添える。→2024/09/01