内容説明
ボスのジェイクと契約結婚をした、秘書のクレア。だが迎えた2度目の結婚記念日、クレアの心は沈んでいた。先日、夫と令嬢の熱愛が新聞に取りざたされたのだ。二人は2年前、ある条件を交わしていた――どちらかが誰かを真剣に愛し、再婚を望んだときは、きっぱりと契約を終えて離婚しようと。きっと彼は記念日の今日、わたしに別れを切り出すつもりだわ……クレアの胃はよじれた。なぜならジェイクのことを、心から愛してしまっていたから。
*本書は、初版ハーレクイン・ロマンスから既に配信されている作品のハーレクイン文庫版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
キッチンタイマー
8
昔の作品、だよね。面倒くさい女だなあ。いや言いたいことはわかるんだけど、自分の意図に合わせるために他の男の影をわざと匂わせるとか小細工キライ。有能な秘書に誠意を持って報いるいい社長っていう良い関係なんだから思い切って飛び込めば良かったんじゃ、っていうかガイジンさんは愛してるってコトバが大事なのよね。2015/08/13
ちゃろ
6
★★★☆☆秘書とボス。契約結婚で実質的な夫婦関係は一切ない。お互い本当に愛する人が現れた時に離婚するという約束事。ヒーローが出張中に令嬢と写真を撮られたことだけで、婚姻関係も終わりだと悲観的になり、嫉妬しでもプライドが高いから自分から別れを切り出してやる的な感じ。超めんどくさい女で、ヒーローも似たような感じですれ違いが続く。サクサク読めるんだけど、イライラした。2016/04/19