山と溪谷社<br> ヤマケイ新書 香料商が語る東西香り秘話

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山と溪谷社
ヤマケイ新書 香料商が語る東西香り秘話

  • 著者名:相良嘉美
  • 価格 ¥774(本体¥704)
  • 山と溪谷社(2015/07発売)
  • ポイント 7pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784635510219

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内容説明

幕末にペリーが日本に贈った香水とは?香料商のはじまりは「ならず者」たちだった?
交錯する東西の香り文化、その来し方と行く末西洋にはじまる香料商の歴史、アラブの商人がもたらした素材の数々、そして縄文に始まる日本の香り。
香料商として世界の海を見てきた著者が、東西の香り文化に纏わるさまざまなトピックスを語る。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ゆいまある

73
長谷川香料に47年勤務した著者による香水の歴史、香料の歴史。元々イスラム圏で発達した抽出技術をちゃっかり修道院で生まれた、とかってパクる欧州。野蛮な欧州。でも香りに貪欲な欧州。グラースを中心に広まった天然香料。中でもオールドローズの記載が詳しい。シャネルNo5も元はロシアのエカテリーナの香り。など、コスメオタに楽しい雑学満載だった。しかもどこも贔屓せず書かれており香料愛ほとばしってる。日本は香りを嫌う文化だが(香害って言い方他の国にもあるのかな)、独自の香りを産み出す力はありそう。KU2025/04/27

たまきら

37
読み友さんの感想を読んで。ざくりざくりと切り取られたような、簡潔な語りに著者の膨大な知識が垣間見えて、それこそ香りの本質をつかみきれないような底の深さに圧倒されました。特にローズウォーターを巡るインドの逸話など、文学的要素が好みで、ワクワクしました。スパイスだけでなく香料を巡る歴史も面白いなあ!香料商の歴史を読みながら、人類と香料の歴史を思いました。古代エジプトもそうだけど、キリストに贈られた没薬と乳香とかもあるしなあ…。2025/07/24

ゆあん

4
おもしろかったフ2022/07/20

珈琲伍長さん

0
★★★☆☆2017/03/22

ととむ

0
最近は合成香料なしには成り立たないのか…日本が食品香料に注力する一方で、昔から香りにはそんなに興味がないってのは確かになあ。2016/07/23

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