匿名芸術家

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匿名芸術家

  • 著者名:青木淳悟【著】
  • 価格 ¥1,672(本体¥1,520)
  • 講談社(2015/07発売)
  • ポイント 15pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784062195294

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内容説明

大学の芸術学部で学ぶ作家志望の「私」と、二歳年下の画家志望の「彼」。書く訓練として「私」が何年も続けた「MH式カード」、二人が住む杉並界隈の風景、印象派の画家たちの群像……。創作をめぐる諸断片とともに織り上げられていく、夢を追う若者たちの名もなき時代……。自らの作家になるまでの日々を批評的に描いた、批評的半自叙伝。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

散文の詞

121
これは困りました。 どうにも分からないのです。 一通り読んでから、あらすじを読みましたが、自叙伝だそうです。 そうなのかと思ってもう一度読んでみましたが、雲の中で手探りしているみたいで、どの方向に向かえばいいのでしょう? まあ、色々読んでいたら、こういうこともあるんだということを思い出させてくれる感じでした。 2020/09/10

若布酒まちゃひこ/びんた

24
もうメルヘンの改稿、どこがどうなったのかわからない笑2016/09/07

ぽち

11
最初から気になっていた、後半部の二段組。これがなんと「四十日と四十夜のメルヘン」ああそうかデビュー作に繋がる表題作だからな……と浅はかに思い久々の再読だな、と思いきやコレが単行本版とも文庫版とも違う!これはもしやあの「ピンチョンが現れた!」というあの新潮掲載版なのか!時折他のバージョンと比べつつ読んでいて、コレは加筆修正どころの話ではなくリミックス、いやリワークとでもいうのが相応しいほど変化している。ファンは必読。(文芸誌の古本ってどこで扱ってるんでしょうかね)2016/01/21

hirayama46

5
10年以上前に書かれたデビュー作を改稿して作中作に取り込んだ意欲作……なのですが、いささか時系列や物語展開が晦渋で、ちょっと自分の手には負えないな……というのが正直なところ。たぶん一種の私小説のようなものだとは思うのですが。煙がもうもうとけぶっていて、中身がどうなっているのか視認しかねるような小説でした。2019/08/16

ayako

4
いまいちよくわからない… 読むタイミングが早すぎたかしら…2016/07/10

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