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内容説明
私たちは本当に“理性的存在”か? なぜ私たちは、不合理な行動をしたり、意志の弱さや愚かさを見せたりしてしまうのか。それらの行為は「理性」に反したものなのだろうか。この問いから、人間であるという、そのあり方の本質が見えてくる。進化の歴史から日常的な問題まで幅広いスケールで繰り広げる「合理的である」ことをめぐる思考の冒険! (講談社選書メチエ)
目次
序章 不合理な存在
第一章 人間の不合理・愚かさ・弱さ
第二章 人間だけが不合理であり得る理由
第三章 不合理・愚かさ・弱さと常識の不寛容
第四章 人間の自然・不自然と不合理
註
参考文献
あとがき
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
真黒コスモス
2
合理的、と言えるのは論理的正しさだけでなく価値観、社会的なものが関わってくる。プロだけでなく一般人も理解できる理屈である必要がある。・・・でいいのだろうか。難しかった。あんまり表題から期待していたものではなかった2015/10/12
Go Extreme
1
不合理な存在: 日常の合理.不合理という問題 社会性と計画性 人間の不合理・愚かさ・弱さ: 意志の弱さと行為の選択 こころの仕組み 人間性の成熟: 成熟の三つの段階 人間だけが不合理であり得る理由: 人間性の起源 不合理性の源泉 不合理・愚かさ・弱さと常識の不寛容: 私たちが求める合理性 プロフェッショナリズム 専門家モデル 認知主義者 アマチュアリズム 洗練された形而上学者 人間の自然・不自然と不合理: 自然・不自然・不合理 自然的世界と価値の世界 反自然主義 構成主義の考え方 実在論の可能性2022/01/05
kuadnis
0
自分で決定した行為であっても"選択"されないと実行されないというのは面白い考えだなと思いました。2016/07/31
アレ
0
論がバラバラでひどい2012/06/07