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内容説明
あなたの脳をダマす方法、お教えします。
テレビでもお馴染、気鋭の脳科学者として注目を浴びる中野信子先生が解説する、最先端の「脳を使いこなす最新テクニック」。
人間の脳は、もともと持っているものをコントロールし、抑える方向に成長していく。したがって、ひらめきや妄想の力は、子どものほうが優れているもの。
それは、先に妄想とひらめきの能力が育ち、その後、ちょっと遅れて抑制の部分が発達していくからです。
そのような脳の機能・メカニズムがわかれば、自分の思いどおりに脳を使いこなすことも可能です。
本書では、その一例として、「イメージトレーニングだけで脳が変わっていく実例」、「成功に向けて脳がハマるメカニズム」、そして「カラダが痩せやすい脳に書き換わる方法」に至るまで、世界中の実験結果をもとにした実用的な「脳の使いこなし方」が満載。
はっきり言えば、こうした脳科学の知識があるだけで、毎日の生活が一変することも可能。
妄想するだけなら、誰にも迷惑をかけません。元手もいらないし、時間も場所も大して必要ありません。
必要なのは、あなたの「脳」だけです!
※本書は、2013年6月に小社より刊行された『成功する人の妄想の技術』を改題、新書化したものです。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ナイスネイチャ
172
図書館本。妄想でどれだけ脳を騙していくか?ストレス発散も男女差があるのが理解できました。2017/08/24
KAKAPO
62
『脳内麻薬』が面白かったので2冊目を手に取りました。脳内麻薬が私にとって科学的な内容だったのに対し、この本は、科学的に解明されていく脳の性を踏まえて書かれているものの、むしろ中野信子さんの想いを綴ったような内容です。そのためか少し疲れている心を励まされるというか、希望と勇気を与えられます。私たちは人間に生まれてきたという事実に逆らえないし、人間としてどのように生きていくかということを考えざるを得ないのですけれども、より良い生を全うするために脳を知り上手く使いたいものです。そこに意思の介在ができると信じて…2015/10/03
ハッシー
61
★★★★☆ わかりやすく脳の機能やメカニズムを説明した良書。科学的なエビデンスに基づいた解説には説得力がある。印象に残ったのは「自分を粗末に扱っている人には、まわりも粗末に扱ってもいいような気になる」「成功者の考え方や生き方を目の当たりにすると、それが勝手に脳にコピーされ、自然に行動に反映されていく」「相手に望ましいレッテルを貼ることで、相手の行動を自分の思う方向に誘導できるラベリング効果」「第三者を介した情報、噂話のほうが直接伝えられるよりも影響が多くなるというウィンザー効果」など。勉強になった。2021/04/30
ユズル
25
私の脳はすぐ騙される。そしてすぐ妄想する。いろんな例も載せられていて、とても分かりやすかったのですが、後半、頭がこんがらがってきました…(^^;)))2018/11/05
紅香
23
どうしてこんな行動をしてしまうのだろう。すぐに悩んでしまう私は脳のトリセツがあればいいのにと常々思っていた。今の時点で解明されてることが分かりやすく書いてある。そのもとのモヤモヤとした何かにひとつひとつ名前を与えられ、整頓することが出来て、とてもスッキリした。それにしても人間は報酬系の回路に随分支配されてる。自分を大事にしてる人は、他の人からも大事にされることを「割れ窓理論」に当て嵌めて紹介してるのが斬新だった。納得の一冊。意識しすぎてあざとくなく、今まで通り心を込めてさりげなく行動していこうと思う。2016/12/28